人は三日経つと内容の82%を忘れてしまう。

「プレジデント」2011.9.2号より。
これはある調査による結果らしい。そこで大事なのは学んだ知識などはは3日以内に人に伝えるといいようだ。
人に伝えるためには自分の考えを整理しなければならない。当たり前だが、つまり人に教えることは学ぶことでもあったのだ。
ここでのタイトルは「インプットだけでなく、アウトプットをしているか?」となっていた。人に教えるだけでなく、ブログに書いたりノートにまとめるのも効果があるようだ。
またアウトプットが評価されるような場面や、具体的な相手の顔を思い浮かべることもポイントだった。ちょっとした意識の持ち方だろうか。
関係ないが三日どころか、前日食べたものさえ、思い出せないことがある。しかし誰とどこで食べたかがヒントになって思いだせることもあるな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
楽しさの視点を因数分解してみると・・・
「プレジデント」2011.9.2号より。
なんだかちょっとかわった表現に目が止まった。仕事を継続してやっていくにはまず楽しいということが重要になってくる。
もし営業なら、楽しく仕事ができる要素一つに売上げの成長というのも入ってくる。いくら努力しても成果が出ないうちは楽しさも半減だろう。
ここにはタイトルにあげたように、楽しさの視点について述べられていた。それらの要素を抜粋してみたい。
1、カラダが喜ぶ(sense)→五感。2、ココロが喜ぶ(feel)→感動、やすらぎ、心地よさ。3、アタマが喜ぶ(think)→ワクワクイメージ、アイデア発想。4、ステキな生き方(act)→夢中、体験、ライフスタイル。5、人とのつながり(relate)→共感、信用、信頼。
ふだんこれらのことはなかなか意識していなかったことかもしれない。仕事を楽しんで結果を出している人は、これらのことを繰り返しやっているに違いない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
集中するのに必ずしも静かな環境は必要ない。
「プレジデント」2011.9.2号より。
仕事や勉強に集中しようとする場合、意外にも電車の中がいいという人もいるようだ。ある人は博士号を取るための学位論文を通勤電車の中で書いたというから驚きだ。
通勤電車がよかった理由は、まとまった時間が取れたことだそうだ。また匿名でいられることがよかったともいう。自宅の場合は電話や訪問者の邪魔されるがそれがなかったからだ。
電車には大勢乗っていても、知らない人ばかりだから、自分の世界に集中できたそうだ。しばしば立ったままで勉強している人がいるが本当に感心してしまう。
長居ができる喫茶店などもよさそうだ。適度なにぎわいが勉強にはいいともいう。静かすぎる喫茶店にいると眠気をもよおすこともしばしばだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
練習せずに試合だけ出場している選手はいない。
「プレジデント」2011.9.2号より。
もしビジネスパーソンなら、この練習は勉強ということになるらしい。ここには「仕事体力」というような表現があった。プロとして仕事をするなら、やはり体調の管理も必要だ。
常にベストコンディションで試合に臨むスポーツ選手のように、会社員も常に新しい知識を身につけておく必要もありそうだ。つまりそれが勉強ということになるのだろう。
運動の習慣も、時間があったらやろうでは、いつまでたっても始められない。やはり定期的に運動をする習慣を身につけておくべきなのだろう。
運動は健康増進やダイエットのためにやろう、というよりむしろ、頭をすっきりさせて、快適な一日を送るためだと思えば苦にならないともいうが、どうだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・