仕事を始める時は、前提条件なしに本題に入り、アクセルを思い切り踏

「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。
仕事を始める時は、前提条件なしに本題に入り、アクセルを思い切り踏み込む。
実は、この本の目次を眺めているうちに、“「タイガー・ジェット・シン仕事術」のすすめ”、という項目が気になったのだ。これはこの本の半分くらいの部分にあった。
そして、上記のフレーズにあげたのが、まさにそれだった。タイガー・ジェット・シンはもう30年ほど前にアントニオ猪木ジャイアント馬場と死闘をくり返していた悪役レスラーのことだ。
彼は会場に現れると、いきなりサーベルをもって暴れ始めるのが特徴だった。観客を襲う(ふり)をするのだ。そして、リングにあがっていきなり相手の選手に攻撃を始めるのだ。
そんな彼の闘うスタイルを仕事に応用しようというのが茂木氏だった。やはり前提条件にばかりこだわっていると、活力、集中力に欠けそうだな。いきなり本題に入って、スピード、集中力をもってやってしまうこともポイントかも。

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「集中して仕事ができるパターン」を作る・・・
「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。
仕事で自分が一番うまくいく時のパターンのようなものを覚えていられれば、次の機会にもそれが応用できそうだ。どうすれば集中できるのかということだ。
そこで例にあったのがメジャーリーガーのイチロー選手だった。打席に立つまでの間、必ず同じ行動をとるようです。そのためそのモノマネもしやすいでしょう。また、ホームゲームの時には奥さんが作ったカレーを食べるとも言います。
どうしたた自分が最高のパフォーマンスができるかを身体を通して覚えているのでしょう。必ずしも前と同じパターンの行動をしたからといって同じ結果が出るわけではない。
人は機械ではないし、との時々で状況も異なってくるもの。相手もまたそれなりに研究してくるだろう。それでもなおかつ、自分にとってのオリジナルなコツのようなものがあるのだろう。
いずれにしても、いまく行ったときの感覚を知っておくことは大事かもしれない。仕事でも自分が一番集中できる時間帯は個人で異なるに違いない。その時にアクセルを全開にできれば・・・。