スムーズにいった仕事は、他の人でも上手くいくと疑った方がいい。

「メトロミニッツ」2010.12月号より。
編集者で幻冬舎社長の見城徹氏の言葉だった。ここでは、飲むことについて述べられていたのだが、それとは関係ないこのフレーズが気になった次第。
氏にとっては、苦しみこそが仕事だと感じているようだ。こんな変わったことを言っていた。「朝起きて手帳を開けて、憂鬱なことが3つ以上ないと不安になるんです」という。
私などは、ふだんからできれば憂鬱なことなど遠ざけたいと思っているほうだ。自分にとってた易いことは、人もた易いということで、むしろ人が挫折するようなことを自分だけがやりきることで結果を出せると考えている。
そう言われれば、そんな気もするが、それが難しいのだろうな。きっといい結果を出し続ける人は、困難を克服し続けられる人なのだろう。
たまたまうまくいったときは、ラッキーだと思ってあまり深くは考えなかったが、それを継続するには、それなりの苦労が伴うものかな・・・。見城氏はそんな苦さを噛み締めて、捨て去るために二軒目に(飲みに)行くのだという。

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憧れることが縁を呼び、縁が運を連れてくる。
「R25」2010.11.18号より。
たまたまこれも、前日同様に編集をする人(堀江信彦氏)のインタビュー記事からのものだった。10月に創刊された『月刊コミックゼノン』の編集長でコアミックス代表取締役でもあった。
この記事を読むまではまったく聞いたこともなかった名前だった。氏は95年、週刊少年ジャンプ編集長時代に漫画史上最大の発行部数653万部を記録したのだった。
さて、憧れが縁を呼ぶ、というのも味わいがある。彼によれば、憧れを口にしておくだけで、それを知った人がチャンスをつないでくれることもあるという。そんなことを口に出すだけなら誰にでもできる。かなり無責任でいいらしい。
運命は自分の力だけで切り開くなどと、あまり重たく考える必要はないらしい。人に頼ってもいいという。その人との縁で運命は変わってくるようだ。人生はそんなものかなぁ〜

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