「自分だけのギネスブック」を作ろう。

「自分に自信をつける50のヒント」中谷彰宏著より。
このフレーズがなんだか新鮮な表現に思えた次第。とにかくどんなことでも前向きに自分なりの記録に挑戦するのはいいことだろう。
筆者は「世界新記録よりも、自己新記録が尊い」、とも言っている。確かに世界記録ともなれば、認定されるためにはかなり大げさな手続きが必要とされよう。
ところが、自分で決めた自己新記録なら、いつでも始められる。またどんな状態で、期間で作った記録なのかによって、いろいろとバリエーションが出てくる。
いくつものジャンルで自己新記録を作ることもできる。それを「自分だけのギネスブック」に記録していくのは面白い考えだ。身近なもので記録を伸ばしていくのは楽しい。
最近私は、一日の歩いた距離(散歩も含め)の記録をつけている。始めたのは5月24日からで、今日までの累計距離はおよそ430キロになっている。。(時々忘れるが)この記録も毎日更新して伸ばしている最中だ。年内には500キロ達成の予定だが。

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元気な人ほど、適当なところで休んでいる。
「自分に自信をつける50のヒント」中谷彰宏著より。
ここには、いきなり面白い次のようなたとえがあった。それは『休まない人は、24時間営業の大浴場のようなもの。「心の掃除」ができない。』だった。
もし、24時間営業の大浴場があれば、便利なようだが、いったいいつお湯を替えているのだろう、と考えれば衛生的ではないとも考えられるからだった。
元気なある人は、休まない人ではなかったのだ。休んでいる間に、心にたまった汚れや、ゴミが取り除かれるという。しかも休めば、身体が軽くなったりもするものだ。
疲労もたまれば、余計に取れにくくなってくるものだ。とはいっても、仕事が詰まってしまえばなかなか自分のペースでは休めない。まあ、ちょっとした休憩でも息を吹き返せる時もある。
元気だとはいっても、休める時はしっかりと休みたいもの。次にいい仕事をするためにも。要は気分も体も切り替えが大事だということだろうな。

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「思い切って」始めようとするから、始められない。
「自分に自信をつける50のヒント」中谷彰宏著より。
では、いったいどういう始め方をすればいいのかというと、「なんとなく」始めればいいのだという。これなら決して難しくない。
あまり、始める前から力を入れ過ぎるとなかなか始められそうもない。事前に、ああしよう、こうしようと思えば思うほどスタートが遅くなりそうだ。
決して失敗してはいけない、と思えばプレッシャーも大きくなってしまう。なんとなくならかなり気楽に始められそうだ。
そういえば、ホームページもブログにしても、なんとなく始めていたような気もする。そして、気がつけば、何年も経過してしていたのだ。
何となく始めたことが、意外にもうまくっていることもあるものだな。人から見れば難しそうなことも、やっている本人にとってはけっこう遊び半分だったり・・・。

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気に入った言葉に出会えた一日は、充実した一日。
「自分に自信をつける50のヒント」中谷彰宏著より。
これは実感として理解できる。何となく始めたこのブログも、だらだらと5年以上も続けているが、それは残しておきたいと思う言葉に出会ったからだった。
そんな言葉を残したいと思わなければ、もうとっくに止めていただろう。言葉をどこかに残しておくだけでも充実感は味わえるもの。
中谷氏は、気に入った言葉に出会ったら、どんどん手帳に書き写そうと言っている。それは自分だけの「言葉の宝物帳」になるらしい。
時には、お金で買ったものよりも、素晴らしい言葉に出会ったときのほうが幸せを感じるときもあるものだ。それを人に伝えるのもいいことだ。
モノの賞味期限は短くても、コトバの賞味期限は一生モノだったりするもの。これからも、そんな言葉に出会いたいものだな。