朝活のすすめ!

アーバンライフ・メトロ」2010.4月号より。
このキーボードでコンカツやシュウカツと打っても正確に婚活や就活と言うふうには変換されてこない。同じくアサカツとうっても朝活とは一発で漢字は出てこない。当然ながら、造語だからだ。
しかし、朝活などという言葉は前の二つに比べれば、まだまだ一般化されていそうもない。ここでは、「朝の時間を効率的に利用して、一日を気持ちよく過ごそうという運動」だと考えているようだ。
ウォーキングやヨガなどの身体を使った運動だけでなく、語学や資格試験のための勉強なども含まれている。以前朝の散歩などやろうと試したことはあったが、長くは続かなかった。せいぜい週に数回ラジオ体操やストレッチなどを15分程度するだけだ。
何ごとも面白くなかったり、継続に努力を要するものは続かない。朝ブログやホームページを眺めるだけなら、何の苦労もない。自分がそれなりに好奇心や関心があれば続くが、それは朝活とは言えないかも。
趣味にしても、勉強にしても、出勤までの時間を有効活用しようと思えば、それは自己啓発の時間ともなるのだろう。朝活をすすめられても、どうも朝がだるい私には朝活は無理そうだ。
だからと言って、アフターファイブになれば、頭も体も疲れきって何もする気は起きないし。結局ナマケモノの自分がいるだけかな・・・。朝活ができる人はかなり意志が強い人に違いない。

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“だからこそ”という言葉を何にでもつける癖・・・
アーバンライフ・メトロ」2010.4月号より。
書道家武田双雲さんのインビュー記事があった。そのなかで、彼の癖について述べられていて、その一つが上記フレーズに上げたものだった。
なんだか実に新鮮な感じの癖だと思った次第。彼はこの言葉をふりかけみたいにつけているそうだ。「眉毛が太い、だからこそできること」。「顔がぽっちゃり、だからこそできること」、などとというように。
ほとんど無意識にこの言葉をふりかけてきたという。しかも、この言葉をつける時には、いい意味合い(前向きに)で使っているように思える。
たとえば、応用として、「電車が遅れた、だからこそ本がよけいに読めた」とかも可能だろう。どんなことも、都合のいいように解釈してしまうというのも面白い。
失敗しても、それをプラス思考に変えてしまうことで、何かが得られるような気にもなってくるから不思議だ。「いやな上司に巡り合ってしまった、だからこそ人間の性格についても学べた、とか本を読んだ時によく理解できた」なども含まれるかな。