互いの信頼関係を築く上でも、まず言葉ありき。

ホームページ「どらく」より。
19992年バルセロナ五輪平泳ぎ200メートルで、当時史上最年少(14歳)で金メダルに輝いた岩崎恭子さんのインタビュー記事があった。あれから16年半が過ぎていた。早いものでもう30代に入っていた。その後のご苦労も多かったようだが、今は水泳の指導、イベント出演、トークショーなどの活動を行っている。
競技から引退した後には、子どもたちに水泳を指導するようになっていた。しかし、そこでは言葉に出して指導することの難しさを実感したようだ。そして、コーチの勉強のためにアメリカ留学をした時に学んだことは、まず、言葉に出して表現することの大切さだったようだ。
アメリカでは、むしろ相手に対して感じていることを言葉に出さないことの方が、恥ずかしいことだと痛感していた。そして指導の際には子どもたちの弱点を指摘するより、まず褒めることの大事さを学んだという。褒められれば嬉しいし、だからこそ楽しく上達できそうだ。これは大人も子どもも一緒のことだろう。
アメリカ人のポジティブな言葉表現を岩崎さんは自身でも身につけられてから、指導にも余裕が出てきたようだ。当然ながら黙っていては何も伝わらないものだ。信頼関係の第一歩は、できるだけ相手のいいところを見つけながら話しかけることからスタートするようだ・・・な。

岩崎さんは、アメーバブログで「ことばのしずく」というタイトルで書いている。さわやかな笑顔が印象深い。http://ameblo.jp/kyoko-iwasaki/


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イチローさんは試合の1時間前にユンケルを飲む。」
朝日新聞土曜版」2009.5.2付けより。

ここでの見出しは、いざという時の栄養ドリンクとなっていた。自分でも時々飲んでいるので、このトピックが気になった次第。かつては仕事で残業が続いた時には夕方6時を過ぎには近くのドラッグストアで何か一本買って飲んだものだった。

また風邪かなと思った時にも、風邪薬と一緒に何らかの栄養ドリンクを飲んだりしたこともある。もしかしたら気のせいかもしれないが、こんなふうに苦しい時の神頼みのような気持ちで一本いってしまう。

さて上記フレーズはWBCの優勝会見で、福岡ソフトバンクの川崎選手が言ったコトバだった。何気ない一言はかなりの反響があったようだ。発売元の佐藤製薬には消費者、小売店から問合わせが殺到したという。後日、同社の幹部が福岡に飛んで川崎選手にお礼を述べたそうだ。

やはり国民的ヒーローのイチロー選手だからこそ、よりインパクトがあったのだろう。イチロー選手は2002年からユンケルのCMには出演していた。他の選手の何気ない一言は、実に効果的なものだなぁ〜

蛇足
栄養ドリンクの人気ランキングがあった。7722人の回答から。
1位リポビタンD、2位アリナミンV、3位リポビタンDライト、4位リポビタンゴールド、5位ユンケル皇帝液。それにしても「ファイトー1パーツ!」のリポビタンは強い。そういえば、うちの冷蔵庫にも入っていたな・・・