車のライバルはケータイ・・・

ある自動車修理工場のオーナーの言葉より。
車を運転する際にケータイは危険・・・などという意味ではなかった。実に意外な競争関係があるものだとちょっと驚いた。先日、地元の仲間数人で飲んでいた時、その一人が言っていたことが気になった次第。
彼は自動車修理工場と車の販売店を経営しているが、そんな彼にとっては最近の若者には車(販売)のライバルはケータイだという。
つまり若者にとってはケータイが命みたいなものだから、車よりもケータイにお金を費やしてしまうという。月に四〜五万円を使ってしまえば、車のローンや維持費には回せなくなるからだ。
その結果として、若者が車を以前ほど買わなくなってしまったようだ。これは現場で働いている者の実感らしい。今後ますます若者の車購入は減ってくるだろうと予測している。
若者に限らず、自動車業界をはじめ各メーカー、小売業、不動産業、建設業・・・すべての業界が今のところ低迷しているのが現状だ。
それにもかかわらず、一部では業績がいいところもあるのだから、トップの発想がすごいのだろうな。今日新宿西口にユニクロがオープンしていた。もの凄い開店景気はいつまで続くのだろうか・・・


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魚は水、野菜は土次第。

ある自動車修理工場のオーナーの言葉より。
これも前日と同じ人との話の中で出てきた言葉だった。それまで釣りが趣味のメインだった彼が、菜園を始めたという。それは意外なことでもあった。
好意で貸してくれた畑が十坪あるという。家庭菜園としてはかなり広い。そこで昨年からいろいろな作物を作り始めているようだった。それまでまったく知らなかった世界に踏み込んで実に楽しいらしい。
それは私自身も狭い庭の片隅で少しだけ家庭菜園を楽しんでいるのでよくわかる。それまで釣りキチ同然だった彼は土の良さが野菜の出来栄えを左右することを実感していた。
そして上記フレーズは、飼っている魚が長生きするのは水質次第で、野菜が育つのは土次第だという意味だった。それは彼らしい面白い比較だが納得だ。つまりそれらは元気ですくすく育つ基本条件だろう。
そして、肥料のことをついつい「エサ」と言ってしまうので笑えた次第。確かに作物にとって肥料はある意味エサともいえそうだ。肥料が「エサ」なら、土づくりは「仕掛け」ともいえそうだな、なんていって笑ってしまった・・・な。
で、人の場合は何があると生き生きするのだろうか・・・。今の彼にとっては趣味としての野菜作りだろうか。私の場合は楽しく仕事ができたときだろうか、家族に笑顔がある時だろうか、気の合う仲間と飲んだ時だろうか・・・