肩の力の抜け具合が支持されて各種の好感度ランキングの常連・・・

「プレジデント」2008.12.1号より。
ちょっと面白い特集記事があった。「理想の上司」「最悪の上司」ランキングといったやつだった。勘のいい方は、上記フレーズが誰のことを指しているかもうお分かりだろう。あちこちに顔を出している所ジョージのことだった。
「理想の上司を有名人に例えると?」という質問での彼に対する意見は次のものだった。“部下任せだが、問題が起こったらきちんと責任をとってくれそう。”明るく親しみやすくて、あまりチェックが厳しくなさそうなところが評価されているようだ。2位以下には、王貞治北野武タモリなどが並んでいた。
また、「最悪の上司」としては福田康夫が1位でその意見としては、“めんどうくさくなったらすぐに投げ出してしまいそうなので。”となっている。2位以下は明石屋さんま和田アキ子島田紳助などが入っていた。
面白いのは、星野仙一が理想の方では第5位に入っていて、最悪のほうでは第3位だったことだ。以前は熱血が前面に出ていたが、北京五輪以後は言葉に責任感がないことが指摘されたからだろう。いずれにしても、理想も最悪もほんのちょっとしたキッカケでガラリと変わってしまうこともあるのかなぁ〜(気をつけねば)


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部下の“喜びのバロメーター”・・・
「プレジデント」2008.12.1号より。
『「人がついてくる人、こない人」の行動心理学』という部分で、上司がどう部下に接するかについて述べられていた。この中で上司が常に頭の中に置いておくべきフレーズというものがあるという。それは「ほめる」「しかる」「指示する」「励ます」という一見すると誰もが既にやっていることにも思える。
そこで、「ほめる」を例にとってみよう。「営業成績がトップか、やったな」「すごいぞ、新規顧客を3件も獲得してくるなんて」というような抽象的な言葉で成果をほめるだけではダメらしい。つまり、そこでは部下の“喜びのバロメーター”は100%に達することはないのだ。そして、次の行動にもつながることはない。
ここで大切なことは、成果に至った具体的行動のプロセスをほめることだったのだ。半年前、一年前の行動と比較して改善された点をほめることで、「いつも上司は自分を見てくれている」という信頼もできるようだ。
部下の信頼を得るための会話の例があった。「部下が半期の目標を達成したとき」→「めげずに何度もクライアントのところに通った成果だね」。「新規の顧客獲得に成功した部下に対して」→「考え抜いたプレゼンがよかったんだね。私も思いつかないアイデアだったよ」など。
「しかる」時には、次に何をしたらよいのか、具体的な改善行動を示すことがポイントだった。「たとえば・・・」に続く具体案の引出しを数多く持っているかどうかで、人がついてくるかどうかは計れそうだ・・・な。



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「同僚から好かれる、好かれない」出身県別人気ランキング。
「プレジデント」2008.12.1号より。
一緒に仕事をするうえで、その人の出身地を知ることも、人柄、気質を知るための材料となる、・・・とあったのでちょっと気になった次第。出身地とは、ここでは基本的に「物心がつく」思春期を過ごしていた地域をいうらしい。
「相性がいい」上司・部下と「相性が悪い」上司・部下を県別に集計し、その差をとって指数化したものがあった。
そして、気になる結果だが、「同僚から好かれる」の上位から神奈川(9)、京都(6)、福岡(5)、兵庫(5)、愛知(3)となっていた。また逆に「好かれない」の方では東京(−6)、大阪(−5)、埼玉(−3)、滋賀(−3)となっていた。
(以下原文通り)
−−−最も好かれている神奈川県人は、何ごとも「ストレート」でわかりやすいタイプ。仕事はキッチリこなすが、おおらかなところがあり、重箱の隅をつつくことがないのが高評価だろう。−−−
逆に嫌われている東京と大阪については次のようにあった。(以下原文通り)
−−−東京人はプライドが高くエエカッコシイの見栄っ張り、大阪人は癖が強く目立ちたがり屋のジコチュー。ともに個性的なので好き嫌いの評価も両極端になりがちだ。−−−
もっとも、私は神奈川出身だが、どうなんだかなぁ〜〜〜