嫌い派も公認日本の心

朝日新聞」2008.5.10付けより。
つまりこれは「演歌は好きですか?」という質問に答えたものだった。回答者は4689人にでトータルではいいえが56%、はいが44%という結果だった。その嫌い派でも「いいと思う歌がある」という答えは8割に達しているという。
「演歌のイメージは?」としての1位は、「日本人の心」が2217人、に対して2位の「ワンパターン」というのが1260人だった。3位にはそれとほど同数で「暗い」というのが入っていた。
面白いのは「好きではないのに、無意識のうちに口ずさんでいる」というのがある。確かにロック歌手でもけっこう鼻歌交じりに演歌を口づさんでいたりするもの。
「好きな歌は?」という質問で意外だったのは「喝采」(ちあきなおみ)が1444人で1位だったことだ。2位は「天城越え」(石川さゆり)、3位「舟唄」(八代亜紀)と続いていた。「喝采」など若い人はきっと聴いたこともないだろう。また聴いたことがある私もどうしてこれが演歌にはいるのかと持ったりしてしまう。
「好きな演歌歌手は?」ではベストスリーは順に石川さゆり美空ひばり石原裕次郎となっていた。現役では石川だけだ。また裕次郎は演歌というよりムード歌謡にも思えるが。きっと若い世代だったら聴いたこともないだろうな。
演歌の好き嫌いには男女でまったく逆の比率だった。男性は6対4で肯定派が多いが、女性は3対7で否定派が多かった。これは演歌には悲しい女性を主人公にした歌詞が多かったせいかもしれない。個人的には演歌は好きな方・・・だな。


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久しぶりに演歌が脚光を浴びている。
朝日新聞」2008.5.10付けより。

とはいっても、皮肉なものでアメリカ人の黒人歌手ジェロが「海雪」でメジャーデビューを果たし、ヒットさせたからだ。声だけ聴いていれば日本人かとも思えるし、その歌唱力にも驚かされる。話題性でも十分だった。
本人は年末のNHK紅白歌合戦に出場をしたいらしいが、これからどれだけ活躍できるかにもよるだろう。いくら歌唱力があるとはいっても、作詞や作曲にどれだけ恵まれるかも問われそうだ。チャンスは自分一人だけではつかめない。
演歌といえば、メジャーで活躍するイチロー選手も打席に登場する際のテーマ曲に石川さゆりの「天城越え」(87年にレコード大賞を受賞)を選んでいた。
今年はとくに大リーグ新記録の8年連続200安打がかかっている。また日本歴代1位の通算3085安打も目標だろう。そのどちらも“越える”という意気込みがあるのだろう。
今年1月には石川さゆりのコンサートに足を運んで、楽屋を訪れ彼女に直接依頼したという。そして、野球の知識がほとんどない石川もイチローの熱意に感激し、その場で快諾したようだ。そんな申し出に喜んだのは石川の方かもしれないが。
イチローバージョンで制作された「天城越え」、今ごろ、アメリカの乾いた空の下で響いているのだろうか・・・。またジェロは今年あと何曲ヒットを飛ばせるだろうか・・・

蛇足「海雪」秋元康、宇崎竜童一流の手によるもの。秋元はひばりの「川の流れのように」でも大ヒットの作詞をしている。


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日本のブログの4割が迷惑なもの・・・
朝日新聞」2008.5.10付けより。
ブログのユーザーはどんどん増えているようだが、同時に迷惑ブログも急増しているという。そのうち最も多いのが「ニュースの記事や商品の写真の使用などを無断転載して並べただけ」というブログらしい。
しかもこのような質の悪いブログを複製して、一人で数十ものブログを公開する者もいるとありました。すると、あることを検索しようとすると大量のブログが混在してしまい効率よく調べものができないということにもなりますね。
日本のブログの4割がこのような迷惑ブログだと言われますから恐ろしい数になりますね。また、ブログは始めるのも簡単ですが、やめるのも簡単だと思えます。
そのため管理人不在の幽霊ブログが今後ともどんどん増えそうですね。とはいっても、いまやっているこれもその一つとなる可能性もありますが。そこで、検索する際にブログを含めない方法について「セキュリティーのカギ」というコーナーでSOHO実践家の須藤慎一さんがちょっといいアドバイスを書いてました。
ヤフーではキーワードで検索した後、「検索オプション」をクリックすると「ブログフィルタ」が出てきます。そこで「ブログを含めない」をオンにすれば、ブログ以外のホームページに限定することもできるのでした。
(グーグルにはまだその機能はなかったですね)と、こんなことをこのブログで書くというのも、どうかな〜〜〜