駅と電車内の迷惑行為ランキング・・・

「相鉄瓦版」2008.3月号より。
まあ、電車に乗らない人にはあまり関係ないことでしょうが、この冊子自体が私鉄の発行なのでそれに関連するニュース記事が最後の方にあった。そして、(社)日本民営鉄道協会で発表された「平成19年度の『駅と電車内の迷惑行為ランキング』」が掲載されていた。(調査方法はホームページのアンケートによるものだからやや偏りがあるかもしれない)
その第1位は4年連続で「座席の座り方」となっていた。いったいどんな座り方が迷惑なのだろうか。足を組むとか膝を広げる行為だろうか。毎日のように電車には乗るが個人的にはめったにそんなマナーの悪い人は見かけないが。もしかしたら乗っている路線や時間帯によっても差があるのかも。
ついでなので、2位以下の迷惑行為を上から書いてみよう。2位、携帯電話の使用。3位、泥酔状態での乗車。4位、乗降時のマナー。5位、電車内で騒ぐ。6位、ヘッドホンステレオの音漏れ。7位、荷物の持ち方、置き方。8位、女性の化粧。9位、所かまわず電車の床に座る。10位、たばこについて。以上のようになっていた。
それにしても、いまだに電車内で携帯をマナーモードにしていない人が多いことにも気づく。話し声以前に、その音が耳に響くだけでも嫌なもの。また泥酔状態での乗車がこんなに上位にきているが、実際は22時以降の場合に多いからのようだ。つまり迷惑行為は時間帯によっても異なってくる。
さて、自分にとって最も迷惑なのがヘッドホンステレオの音漏れかもしれない。本や新聞を読んだり居眠りをしているときは実に邪魔なもの。また、ここにはないマイナーな行為だが電車内での編み物、声の大きいおしゃべり、も実に迷惑だと感じることもある。
たまに走っている電車の座席で、バッグから編み棒を取り出して熱心に編み物をしている女性を見かけるが、実に無神経でコワいと思う。もし、急ブレーキや人がぶつかってきたら自分だけでなく隣の人がとんでもないことになることに考えが及ばないのであろうか。私の隣の座席にそんな人がきたら絶対に注意はするだろう。でも注意して、その針で刺されたらと思うともっとぞっとする・・・か。


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落し物をインターネット経由で探すことが可能。
「相鉄瓦版」2008.3月号より。
これは別に乗り物内には限らないのであろうが、「改正遺失物法」によって、落し物をインターネット経由で探すことが可能になったという。従来、拾得物は届けを受けた警察署ごとに管理していたのでなくした場所と届け出場所が異なる場合は探すことが難しかったようだ。
しかし、改正後は警察署ごとのウェブサイトに落し物の情報が集約されることで、以前より便利になったようだ。ついでながら、たとえば、《警視庁拾得物公表システム》のウェブサイトを覗いてみると、「東京都内で拾得された物件と他府県で拾得され都内の警察署に提出された物件が検索できます。」とある。
いずれにしても、お世話にならないように気をつけたいもの。おまけとして、「東京電力の生活情報リサーチサイトにはちょっと興味深いアンケートがあった。それは「あなたが落としてしまったもの中で一番印象深い品物名は?」というものだった。その結果は次のようになっていた。
1位は「お財布・カード・通帳」。 おサイフは後から手元に戻ってきても、やはり「中身は抜かれてました…」というパターンが多いようですね。2位以降は「鍵・キーホルダー」「アクセサリー」「傘」「定期券・切符」「携帯電話」などなど。たとえ、なくす頻度の高い傘でも高級品は忘れてしまうと残念でしょうね。
今の世の中でもっとも気をつけねばならないのが、個人情報関連の忘れ物や落し物だろう。しばしば、新聞紙上や報道で取り上げられている。「改正遺失物法」では携帯電話やカードなど個人情報の入ったものについては、拾った人が所有権を主張できなくなったという。これを機に気をつけねば。

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落し物回収サービス・・・
忘れ物や落し物で思い出したことがあった。仕事場の机の引出しの中に入れっぱなしにしてあるものがある。それはあるプラスチック製のキーホルダーだった。
今年の初めころに、いただいたものだ、ただのキーホルダーではなかった。そのキーホルダーの中のラベルには番号があって、それを登録しておけば、それをつけた持ち物を落とした時に回収できやすいというものだった。
そこには次のように印刷されている。「見つけてくれてありがとう!下記へご連絡ください」そして0120−552−XXXというフリーダイアルナンバーが記されいている。また個別の9桁の記号、数字がある。これが識別記号になっているのだろう。
そのキーホルダーにはマイブーメランという名称がつけられている。つまり、ブーメランのように再び自分の手元に戻ってくるようにという願いが込められているのだろう。この落し物回収サービスはアメリカからやってきたビジネスだったが、日本でも契約されサービスが開始されている。
前提としては、落し物を拾った人がそのキーホルダーに記載されているフリーダイヤルに連絡をしてくれることが必要になる。まあ、善意の人に拾われれば戻ってくる可能性はかなり高いはず。この会社は「ブーメラン・イット(ジャパン)」という。
あらかじめ番号と記号を登録しておけば、落としたものを会社に連絡しておけば、見つかった場合連絡をくれた(拾った)人のところへ落し物を回収に行ってくれ、手元に戻るという仕組みになっている。さらに、拾った人にはお礼が会社からされることになている。一応URLを書いておこう。
http://www.bij.jp/index.html
私はまだそのキーホルダーを何につけたらいいかが決まっていない・・・