まもなく89歳になるやなせさんの元気の秘密は、・・・

産経新聞」2008.1.24付けより。
産経抄”というコーナーで目にしたもの。このあとには「ショウガパワーかもしれない」と続いていた。アンパンマンの生みの親のやなせさんは平成15年、84歳の時にCDアルバムを出して歌手デビューも果たしていた。
その曲の中には「生姜ない」という曲があって、ハチミツ入りの生姜湯を作ろうとしたら、“生姜がなくてしょうがない”、というダジャレっぽい歌詞を繰り返している。しかもまるで語るように歌っているので笑えてくる。
これはショウガ飴をなめている時、突然歌詞と曲がひらめいたらしい。さすが歳をとってもクリエイターはすごいと感じる。やなせさんといえば「手のひらを太陽に」の大ヒット曲の作詞もしていた。その曲もこのCDのなかでは自身が歌っている。
風邪の引きはじめには、民間療法がよく使われるようだが、このショウガもいいようだ。うちでも時々生姜湯の粉末を買ってきたことがあった。生姜には発汗、保温、消化を助け、抗菌作用もあるようだ。
ふだんショウガを口にするのは、牛丼家か寿司屋に行った時くらいなものだろうか。やはり、そんな食事どきにはないとどうにもしまらないな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大食い競争の社会貢献。
産経新聞」2008.2.24付けより。
“断”というコーナーで作家の中村文則さんが書いていたタイトルだった。いったい何のことだろう、と気になった。それはテレビで時々放映する「大食いの企画番組」のことから始まっていた。
よく痩せの大食いともいわれるが、いったいどこに入ってしまうのか驚かされることがある。また早食いの企画もたまに目にする。
競争となれば、味わうほどの余裕はないだろう。ただ、たくさん、また早く腹に詰め込めばいいことなのだ。時には苦痛の表情さえ浮かべている。実に無駄でもったいないことをしているとも思える。
中村さんは小説家になる前、コンビニでアルバイトをしたことがあったという。そして、消費期限が切れた弁当は必ず捨てなければならなかったという。実にもったいない。そんな経験からか、あと2時間で消費期限が切れるという食品を「大食いコーナー」で使ったらどうかと提案していた。
そういえば、わざわざ無駄食いに近いゲームに鮮度の高い食品を使うこともないだろうとも思えてくる。
実際には消費期限切れの売れ残り食品は専門の業者が引き取って家畜の餌などにするとも聞く。まあ、できれば本当に困っている人にルールを決めて積極的に提供したらいいのかもしれませんがね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人間の集中力は1時間半が限度なんだとか。
R25」2008.1.24号より。
人間の脳のリズムは90分周期であるらしい。大学での授業も90分だったが、それすら集中して聴いたことはなかった。(いや、できなかった。)
仕事をするにしても、当然息抜きが必要になってくる。むしろ、厳密にはさぼりといった方がいいかもしれないが。ここでは、ヒットメーカーやクリエイターたちの息抜きテク&極意といったようなものが6人分紹介されていた。それを簡単にまとめてみた。
1、トイレで5分熟睡・・・疲れて熟睡したあとは元の業務に集中できるらしい。個人差はあるだろうが。
2、街に出かける・・・この人はデザイナーという仕事柄、息を抜きながらも仕事は忘れていない。
3、思い出にひたる・・・旅に出かけた時の写真やお土産など眺めてショートトリップする。
4、いいものに触れる・・・この人は演出家で、お気に入りの高級アンティークのイスに5分間座るだけでリフレッシュできるという。
5、頭脳洗浄・・・疲れて汚れたであろう脳みそを取り出して、水洗いする。ということを想像することだという。この人は作家だったが。
6、複数同時進行・・・つまり一つの仕事をし続けないのも息抜きのワザだという。
こんな風に、人それぞれ自分があみ出した息抜きの方法を持っているもの。それを発見して、思い込んで実行すれば今の仕事にも集中できるのだろうか。要するにお手軽にできることが先決のようだが・・・
自分流息抜き・・・なんだろう???こんなことを考えている時がそれだろうか・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たとえ休日とはいえ、日中の数時間は都心の幹線道路が機能しなくなる。
「メトロミニッツ」2008.1.20号より。
もうこれだけで、昨年の東京マラソンを連想できた人もいることでしょう。昨年たまたま寒い小雨の中を走る人、人、人の群れをまじかで目にしていた。思い思いのスタイルでビニールのカッパをかぶりながら走りだしていたのが印象的だった。
ランナーが三万人で、ボランティアが12000人以上だっという。浦久保さんはボランティアの運営管理者として12000人のスタッフをまとめたリーダーだった。それほど大きいお祭りの裏方の仕事は本当に苦労が大きいことだろう。
人が集まるだけで、まずトイレを整えなければならない。給食、給水には紙コップ23万個、水のペットボトル40万本、バナナ4万2000本・・・。選手の荷物は10tトラック38台をフル稼働させて運搬する。
ボランティアとはいえ、ものすごいプロジェクトだ。今年の開催日は2月17日となっている。せめて天候だけでも恵まれればいいいと思う。選手のためにもそれをささえる多数の裏方さんのためにも。