なくてはならない魔法の宝物。

「相鉄瓦版」2007.12月号より。
前日は鉄道を趣味としている高齢の方の話だったが、今回は趣味と仕事を兼ねている人の話になる。と言うのも、この人(櫻井寛さん)の肩書はフォトジャーナリストとなっていたからだ。実に趣味に近そうな仕事でもありあそうだ。
櫻井さんは五十代の方だが、仕事がら世界70カ国以上の鉄道を旅してきている。そして、旅先で折々に手に入れた鉄道グッズは二千点以上にも及ぶという。実にすごいコレクション。
鉄道グッズの豊富な国は鉄道が愛されていると感じているようだ。なるほどとうなづける。それはその国に鉄道を趣味として楽しむ文化が根付いているというバロメーターにもなっている。
ヨーロッパではイギリス、ドイツなどが鉄道文化度が高いと評している。そして特に鉄道が発達している国はスイスだったのだ。九州とほぼ同じ面積の中に、九州の倍近い鉄道網が張り巡らされている。ということからもスイスはほかの国に比べて鉄道グッズの質、量とも格別の感があるという。
櫻井さんは今年の7月スイスで気になる鉄道時計を見かけたものの、ほかに欲しいものがあったため、それを購入しなかったら、帰国後やはり忘れられなかったようだ。しかし、9月に再度スイスを訪れる機会があり、ラッキーにも最後の一個を手に入れることができたという。
仕事がら半分は国内外を旅をして、半分は事務所で原稿書きのようだ。櫻井さんにとって、旅に出たくても出られない時期には“鉄道グッズはなくてはならない魔法の宝物”と振り返っている。そのグッズには旅が詰まっているように感じているからだろう。自分にはそんな宝物と思えるようなグッズがあったろうか・・・?

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公認サンタクロースのこと、・・・

「メトロポリターナ」2007.12月号より。
もうあと数日でクリスマス。何年たってもサンタクロースは幼い子どもたちに夢を与えてくれる。そしたら、なんと公認サンタクロースというのがあったのです。これはグリーンランド国際サンタクロース協会というところで公認していました。現在、世界には120名の公認サンタクロースがいるという。
日本ではパラダイス山元さんがオンリーワンの公認サンタさんでした。先日あるテレビ番組にも登場していました。その中のクイズにもありましたが、公認されるための4つの条件があったのです。1、結婚している。2、子供がいる。3、体重が120キロ以上。4、これまでにサンタクロースの活動経験がある。
そして、書類審査通過後、ほかの公認サンタの推薦状を携えてデンマークの試験場へ行くのでした。そこでは、自作した衣裳のチェックのほかに、いろいろな適正試験があるようです。しかも、大変なのは自宅から試験会場に到着するまでサンタの格好でいなければならないのです。しかもその季節は7月下旬の真夏だったのです。会場に行くまでが厳しそうですね!痩せる思いでしょうか。(やはりサンタ苦労〜する、・・・か)
パラダイス山元さんは試験でOKが出た時には涙がこみ上げてきたといいます。何しろ現在アジアではただ一人と言うことのようです。これだけでもオンリーワンと言えそうですが、本職はラテンミュージシャンだったのです。さらに、盆栽作家(職人)としてもその世界では知られている人でした。人のフィギアと盆栽とコラボレーションを確立しユニークな世界を作り上げていました。かつてこのブログで取り上げたら、ご本人からコメントをいただき驚いたことがありましたね。
山元さんのブログ。
http://yaplog.jp/santa/

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「今年は本当にがんばった!」と言い切れる自信があったら、・・・
「メトロポリターナ」2007.12.16号より。
この後には「ぜひ、このお鮨屋さんの暖簾をくぐっていただきたい。」と続いていた。ここでは、「鮨すきやばし次郎」六本木店を紹介していた。ここは先日、ミシュランで三つ星を獲得した「すきやばし次郎」の小野次郎氏が六本木ヒルズのオープンと同時に、次男にのれん分けした店だった。銀座本店と変わらぬクオリティを追求しているという。
べつに店の宣伝を受け売りするつもりではない。今年本当にがんばった!という人にもし私へのごほうびをあげるとしたら、こんなものはどうだろうかという提案があったのだ。その一例としてここの高級鮨屋があった。実際、子供のころの「ごほうび食事」はステーキや焼き肉ではなくお鮨であった。今でもけっこうお鮨は来客時やお疲れ様と思われる日には食べているもの。
まあ、最近は昼間のあわただしいときには回転鮨屋のカウンターで好きなものだけさっさと食べることはあるが、回らない鮨屋に行く時はエコノミーなランチメニューがほとんどだ。だからそこ、本当にがんばったと言い切れる自信があれば、高級店もどうかということだろう。
店主のおすすめメニューにはコース料理があった。気になる料金は昼(約15貫)1万5千円、夜(約20貫)2万円が用意されている。でも、いつもだらだらと頑張っていない自分にはその資格はないか。でもあんまりがんばり過ぎても疲れそうな気もするし・・・。まあなんとか、そこそこ頑張れたという人なら多いかもしれないが。


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進化家電で暮らしを変えてみる。
「メトロポリターナ」2007.12.16号より。
言うまでもなく、パソコンやケータイはどんどん進化して高機能になっていることは実感できる。あっても実際はほとんど使っていない機能ばかり増えて使いこなせていないというのが実情だろう。ブログにしてもあってもほとんど使っていない機能が増えたり減ったりしている。まあ、これはタダで使わせてもらっているわけだから文句も言えないが。
進化しているのはケータイやパソコンばかりではなかった。もっと生活に密着している家電製品も知らないうちに驚くほど進化をとげていたのだ。家電製品の購入は故障したときや転居、結婚などのときと相場が決まっていた。しかし、最近では独身OLの皆さんは高機能の家電製品を求め始めているという。
そうそう、ここでの特集は「ひと味違う!私へのごほうびはコレ」というものだった。その提案として、超・進化家電はいかかだろう、というものだった。炊飯ジャーなら、今まではご飯が炊ければそれでよかった。しかし、これからはおいしく炊けなければだめなのだ。だから、高価なお釜を使ったものはそれなりの値段はする。
掃除機も同様で、ただホコリを吸いとれればいいのではない。今は空気清浄機付きの掃除機までできていた。ここに紹介されていたのは、サイクロン掃除機といって、“吸引した空気を多重構造の空気清浄システムを採用。また、空気清浄モードを搭載し、お掃除後にはお部屋の空気もクリーンに、”などというコピーがあった。
今では何をどれだけ安く買えたかでお得気分を味わっていたが、今後は家電のトレンドは安さを競うのではなく、質の向上に向かっているようだ。暮らしを豊かにするには、超・進化家電もその一つの選択肢というわけだろうか・・・