クリスマスツリー(その後)・・・

先週(11/8)自宅のクリスマスツリーを切ったという日記を書いた。
その後、切ったままで数日が過ぎ、やっと後片付けが終わった。天候も悪く、時間もとれなかったので約1週間もほったらかしにしていた。やはり庭に切ったままの5メートル以上もの木が横たわっているだけでうっとうしいもの。
枝をノコギリとナタで切り落とす作業をしたが、やはり幹を切るよりはるかに楽であった。切ってみると枝が山のようにできていた。ナタがあることで作業は楽に進められた。その大量の枝は束ねて燃えるゴミの日に出してしまたら気分もさっぱり。
残った幹を持ち上げようとしたら、ドシリと重たい。そこで、細い方から2メートルの部分で切ることにした。そして、それをちょうど今、枝もたわわに実っているユズの木の支えとした。昨年までは10個前後しかとれなかったユズが今年は思いのほか100個前後実っていたのだ。そのため木も重たそうだった。
切った幹の太い部分はまだ持ちあげるには重いので引きずってとりあえず庭の片隅に置くことにした。いずれ何かの時に利用できるかもしれない。
また、切り落とした枝にはギザギザの葉がたっぷりついていたので、ノラ猫よけにちょうどいいと思って20センチ前後に切って庭のあちこちにバラまいておくことにした。
最近またノラ猫が庭にやってくるようになって困っていたので、これは使えると思った次第。もしかしたら当分猫忌避剤を使わなくても済みそうな感じがするが・・・


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インターネットの威力を実感・・・
今年春の朝日新聞コラムより。
子供のころよく授業中などに指に輪ゴムをひっかけて飛ばして遊んだものだった。また雑誌の付録などには輪ゴムを飛ばすための厚紙の組み立て式の銃がついていた。実に無邪気に組み立てて楽しんでいた。
新聞記事にあった中村さんは自身で作ったホームページをユニークなものにしようと、「日本ゴム銃射撃協会」としたのだ。実にもっともらしい仮想世界だった。
ところが、会員になりたいという人が次々と現れ、仮想のつもりが本物の協会になってしまったのだ。会則を決め競技会も開いている。しかも1300人以上の会員(今年3月現在)がいるという。インターネットの威力はすごいものがある。
自分で自慢のゴム銃をつくって競技に参加するというのはけっこう面白いかもしれない。またそれだけ多くの人がゴム銃に関心があることにもちょっと驚き。この記事を見るまでそんな協会があることなど知らなかった。
ホームページのなかの「ガンロッカー」をのぞくと、そこではこだわりの手づくりのゴム銃をたっぷり見られる。写真だけだとまるで本物のピストルと勘違いしてしまいそうだ。身近なものに熱中できるって実にすばらしいこと!
日本ゴム銃射撃協会


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チームワークというのは「掛け算」で、・・・
「クーポンランドアミューズメント」2007.11月号。
たまたま入った喫茶店に置いてあったフリーペーパーをめくっていたら目についたフレーズ。言っていたのは坂口憲二さんだった。先月からスタートした新ドラマ『医龍2』で、主役の天才外科医を再び演じている。続編が作られるドラマは限られているからラッキーな役者だともいえそうだ。
チームワークが掛け算だと考えるのは、誰か一人がゼロだと他のメンバーがよくても全てゼロになってしまうと考えたからだった。とくに手術シーンでのチームワークは大事なのだろう。そのためリハーサルも何回も重ねているようだ。
よくテレビではNGという言葉が用いられる。一発でOKとなればいいだろうが、いつもそうとは限らない。そして、演技では一人でもセリフや動作を間違えれば、撮り直しとなってしまう。そんなNG集だけで番組ができてしうまうといもある。
たまに、そんな特集番組を目にすることはあるが、シリアスなシーンでセリフを間違えてそのあとで笑い声などが聞こえるとちょっとがっかりする。ドラマでは真剣なのに現場では軽い感じだったりするのだろうか。
大学の一部の運動部員の不祥事から連帯責任をとらされたり、高校野球などでも過度のしごきによるケガが明るみに出てリーグ戦の出場辞退などという記事はしばしば目にする。せっかくそれまで練習、努力してきたのに、ほとんどムダになってしまうのは、やはりこのゼロによる掛け算にもに似ているかな・・・


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主人在宅ストレス症候群。
「月刊現代」2007.11月号より。
“納得!日本の言葉”というコラムにあったもの。もうこれ自体で大体のことは想像できてしまいそうだ。それにしても、“主人在宅ストレス”とは実にあからさまな言葉でもあるな〜
ということで、当然ストレスを感じるのは主婦ということになる。これは定年退職した夫が常に家にいるようになったことで、強いストレスを感じ、体に変調を起こす病気のことだった。
日本心身医学会で黒川順夫院長(大阪府)が発表したものだった。とくにこれは亭主関白の場合に起こりやすいらしい。つまり強い拘束感を感じることが原因のようだ。
もう古典的となったCMのフレーズ、「亭主元気で留守がいい」が一番のクスリかもしれない。しかし、これから定年退職者が増えればこんなストレスを感じる主婦も増えそうだな。でも、はじめから家族や夫婦で仕事、商売をしている人はどうなるのだろう。。。

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「この必死さがあれば、彼は必ずモノになる」
「月刊現代」2007.11月号より。
土井正三「V9巨人の絆とイチロー秘話」”と題して二宮清純が書いていた部分にあったもの。上記フレーズは土井がオリックスの監督時代に若き日のイチローに対して思ったことだった。
シーズンの中盤、土井は点差の開いたゲームでイチローを代走で使ったのだ。その際、サインも出していないのにスルスルッと離塁して、牽制でタッチアウトになっていた。その後監督室にイチローを呼んで「明日からファームだ」と告げていた。イチローは大泣きし一軍に置いてくれるよう頼んだがダメだった。
そして、上記のフレーズへと続いている。土井はイチローを二軍に落とすきっかけを探っていたと述懐している。それは、土井の巨人時代の経験があったからだった。土井が4年目の時、即戦力ルーキーとして高田繁が入団してきた。走攻守揃った選手でプロとして必要なものはすべて身に付けていた。
ところが、ある日試合でちょっとしたミスをしていた。ライトへの高いフライが上がった。それを深追いしたセカンドの土井とライトの高田の間に風に流されポトリと落ちたのだ。その夜、高田はマネージャーに二軍行きを通告されていた。
土井は守備コーチにあれは深追いした自分の責任で高田に非はないと言ったが、中間打球は外野手が捕るのが巨人のルールだの一点張りだったようだ。納得できなかった土井は数年後にようやく川上監督に本音を聞くことができたのだ。
川上は次のように返していた。「獅子はわが子を千尋の谷に突き落とす。あれと一緒じゃ。高田は間違いなく、将来ウチを背負って立つ選手になる。もし、あそこで何も罰を与えなかったら野球をナメてしまう。だから敢えて厳しくした」
土井にもそのことが頭が残っていたからイチローにも厳しくしてしまったと言う。かつては監督の命令は絶対的なものだったが、今なら、きっちりと説明しなけば選手も納得してくれないだろう・・・な。

蛇足

さて、日本ハムGMとして、パリークで二年連続優勝を成し遂げた高田氏は、来期からヤクルトの監督としてグラウンドに戻ってくる。また、新たに日本ハムの監督に就任した梨田監督も来期どこまでいけるのか真価が問われるだろう。どちらもちょっと興味深い・・・