ビリーズ・ブーイング!?キャンプ・・・

勝手な想像だが、恐らくビリーズ・ブート・キャンプのブームは一時的なものだろう。待ちに待ったDVDが届いてさっそく真面目に試したものの、翌日には筋肉の激痛に見舞われる人がほとんどのようだ。一体何十万人の人が悲鳴を上げていることだろう。はじめから分かっているとはいえ、こんなハードはエクササイズは長続きするはずはない。
もっとも軍隊のように強制的にやらされれば、やらざるを得ないし効果は期待ができようが、たんなる軽いあこがれだけでは半年もついていけないに違いない。1週間やそこらで、筋肉が張って効果がでたような錯覚をしても、その後数ヶ月、半年と継続できなければ意味はない。
あのビリーおじさん1週間足らずの日本滞在でいくら稼いでいったのだろうか。もともと日本人は熱しやすく冷めやすい。だから、こんなマスコミのキャンペーンのいいカモではないだろうか。きっと来年あたりは誰もビリーなんて言ってないかも。
あのハードなエクササイズには空手の型のようなものが含まれていて、有段者さえもきついと言っている。まして、ふだんほとんど運動もしていない人にとってはかなりきついことだろう。いやむしろ、真面目に取り組んで身体の一部を痛めた人さえいるのだ。近所の整骨院にはそれで通院した人もいるくらいだから。
ハードなエクササイズを個人で継続するためにはかなりのモチベーションが伴なうもの。ハリウッドスターが効果があったというのは、身体を鍛えることに生活がかかっているからだろう。役を取るため、オーディションに受かるためというような。その前に自宅の中に運動できるような十分なスペースはあるのだろうか。(ビリーにブーイング・・・かも)


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母音言葉は親密度アップの効果が。
「メトロポリターナ」2007.7月号より。
これは“オフィスで役立つ魔法の言葉”というコラムの中で黒川伊保子さん(感性アナリスト・脳科学者)が述べていたこと。ふだんほとんど意識はしていないものだが、母音から始まる言葉は自然体の時に発しているようだ。「あー、おいしかった(まずかった)」「アー疲れた〜」などと。
相槌を打つときには「あぁ、そうですね」「いいですねー、それ」「うん、そうそう」「ええ、・・・」とも言ったりしている。これらを意識的に使えば、相手はより一層親しみを感じてくれるはずだという。
意外にちょっとしたことで相手との気持ちの距離を縮められるものだな。挨拶語には「おはよう」「ありがとう」「お疲れさま」「お先に失礼します」と母音で始まるものも多い。どれもいい印象を与えそうだ。
まあこんな言葉だけで相手に好感を持ってもらえれば安いもの。しかもこれらは耳にしていい響きであるばかりでなく、書かれたものを読んでも悪くはないはず。たとえば、今日私のこのサイトに立ち寄ってくださり“ありがとうございます。”そして読んでくださり“うれしいです。”というように。