スタバ従業員の香水厳禁。

「“つかみ”の人間学近藤勝重著より。
コーヒーの専門店であるスターバックスでは、香りはおいしいコーヒーを楽しんでもらうための大切な要素だと思っている。だから、店内は禁煙にこだわっているということだ。
つまりただ単に、嫌煙権を主張する人たちの意見を尊重しているわけはなかったようだ。まあ、いずれにしても比較的キレイな空気のなかで休憩できるのはありがたい。
だから、当然ながら従業員が香水をつけることは禁じられているらしい。もっとも、コーヒーショップでなくても、飲食業ならどこでもそんなことは当然のこととして守って欲しいもの。
地元をはじめ、いろいろな街のスタバに行ったことはあるが、どこもほかのチェーン店に比べて店内のスペースは比較的ゆったりとしている。今日行った都内世田谷のあるスタバは一、二階とも椅子テーブル通路とも気持ちよく配置されていた。
しかし、何もかもがいいわけではない。まず、店内の音がうるさいのだ。コーヒーの搾りかすを落としているのか、ドカンドカンと遠慮なしに店内の端まで音が響くのだ。食器を取り扱う音も大きい。それは、いままで行ったことのあるどの店も共通していた。まるでお客の存在が念頭にないようでもある。
また、砂糖、ミルク、ストロー、スプーンなどが注文口から離れたところに設置されていて、いかにも勝手に取れ、というようにさえ思える。他のチェーン店では「ミルクとお砂糖はお一つずつでよろいしいですか?」などと丁寧な応対をしてくれる。
しかし、スタバではそんなひと言もない。また以前、目をつぶって考えごとをしていたら、起こされたことがある。こんな時はやや不愉快になる。いかに大雑把なアメリカからのコーヒーショップとはいえ、もう少し店内の音など細やかなサービスにも気をつかって欲しいものだ・・・な。