ストレスにも悪いストレスだけじゃなく、良いストレスもある。

「相鉄瓦版」2007.6月号より。
この号の特集は“ストレス解消のツボ”だった。読んでいくうちに、上記のフレーズに出会った。もし、仕事が嫌いで仕方がないなら、仕事が悪いストレスとなっている。しかし、仕事に前向きに打ち込んでいる人にとっては、良いストレスだったのだ。
これはすべての菌やウィルスが悪いものばかりでないのとも似ている。それからコレステロールとも似ている。それには善玉と悪玉があるし。(私はまだ悪玉も多いようだが。)結局仕事も人間関係も自分のペースでできているうちはストレスもほとんど感じない。
まったく別な身近なことでは、雨があった。うっとうしいと感じる人もいれば、恵みの雨だと喜ぶ人もいる。つまり、同じ事もプラス思考かマイナス思考かによってもストレスは悪くも良くもなってくる。
ストレッサー(ストレスの原因となるもの)の受け止め方次第でストレスは大きくなったり小さくなったりしている。それはその人の価値観や性格、経験にもよるところが大きそうだ。
ストレスゼロというのは悩みがないということで、そんな状態が続けばまたそれがストレスとなったり。生きることはイコール、ストレスとつきあっていくことのようだ・・・な。(時どきは気分転換もしないと。)

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新聞の勧誘に各社必ず洗剤か何かを持ってくる。
「ファイブエル」2007.6月号。
たまたま赤瀬川原平氏のエッセイを読んでいたら、そこにはプロ野球にお裏金問題について触れられていた。そして、新聞勧誘の際の洗剤などの物も裏金化しているという。
そしたら、ふと最近自宅でのことを思い出した。数日前のこと、(私はそのとき不在だったが)家に以前から購読しているA新聞の配達員が2年間継続してくれたら、ティッシュを持ってくるとワイフに言ったらしい。
そういえば、この何年間は何の疑いもなく同じ新聞を継続購読していた。それ以前はY新聞だったが、集金人の態度が悪かったので、それ以来ずっとA新聞だった。契約更新はたいてい1年だが、その際にはよく洗剤を持ってきていた。契約時に景品を渡すのはお礼でもあるだろうが、競争の原理が働いているのでもあろう。
つまり他社に変更されないようにするためでもあったのだ。とは言っても、景品よりも大事なのは配達や集金時の態度が優先されるのは当然だろう。まあ、新聞の好みもあるだろう。
ひと頃は、遊園地の入場チケットなども持ってきていたが、その遊園地も次々と閉鎖されて同時にチケットもなくなってしまったな。ちょっと寂しい気もするが。時代の変化さえ感じられる・・・な。
そうそう、自宅に昨日段ボール箱に入った箱入りティッシュが届けられた。合計で30箱だったな。これで当分ティッシュを買わなくて済むか・・・


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読書に限らずあらゆる面で10代返りが始まっているような気がする。
「ファイブエル」2007.6月号より。
毎号、横尾忠則氏(画家)の温泉めぐりのエッセイが掲載されている。今回は那須温泉だったが、風呂に入る前に読書をしている。(こんなことは別にどうということはないが)
その時に、自宅から持ってきたのが江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの第10巻『鉄塔王国の恐怖』だった。
横尾氏はすでに古希(70歳)を超えているが、10代の読書体験するのが、最近の習慣になっているという。
氏の表現によれば「きっとぼくの魂が最も生き生き活動していた時代を反復したがっているのかもしれない」と述べている。そしてそれは読書だけではないらしい。
10代といえば、たいていの人にとっては学生時代ということになろう。そして、身体的にも精神的にも大人へと変化していく10年間でもある。そのころは確かに無理がきいた。無謀とも思えることもしてきた。怖いもの知らずともいえるか。
と同時に、私の場合は無気力、無関心、無感動の3無の時代でもあったかもしれない。あとから考えればちょっともったいない時間の使い方をしてしまったかも・・・