ヒーローになる人は・・・ケガや病気からのリベンジ。

「心にエンジンがかかる50の小さな習慣」中谷彰宏著より。
いろいろな物事は野球にたとえると意外にわかりやすい。それはなぜだろうか。観戦するスポーツとして国民的に人気があるからだろうか。普段プロ野球をテレビで見ない人も甲子園の野球なら関心があったりする。また、日本のプロ野球より大リーグでの選手の活躍が気になったり。
さて、前置きが長くなってしまったが、昨年の松井選手(ヤンキース)は、シーズンの初めに手首を骨折という大怪我をしてしまい、ほとんどゲームには出られなかった。しかし、復活してはじめの試合ではいきなり4安打を放って注目されたことを覚えている。
また、先日はイチロー選手(マリナース)はせっかく連続盗塁の記録を45まで伸ばしながらも、監督の指示でエンドランの失敗でアウトになってしまいあと5つと迫った世界記録目前で途切れてしまった。しかし、翌日の1試合でいきなり3盗塁を決めたことは記憶に新しい。やればできるのだということを無言のうちにアピールしたかのようだった。
どちらもリベンジを表しているようにも思えた次第。またその言葉を流行らしたのはプロ入り(西武時代)したばかりの、松坂投手だった。彼も数試合前には大量点を取られファンをがっかりさせたが、その後は失点を抑えられていまのところ勝ち星につながっている。
タイトルの・・・の部分には“いきなりヒーローにはなりません”という言葉が入っていた。またリベンジするのはケガや病気ばかりではなく、当然負けなどの不本意な結果も入るだろう。リハビリしている間に気迫が蓄えられるといいんだろう・・・な。