父が「女が東大に行ってどうする」と嘆いて・・・

アーバンライフ・メトロ」2007.4月号より。
歌手の加藤登紀子さんが東大に入学したとき、そう父に嘆かれたようだ。一般的には褒めてあげるのだろうが、この父親はちょっと変わっているようにも思えるが。
実家はロシアレストランで、この父は彼女が歌手になることを望んでいたようだ。そしてシャンソンコンクールの話を持ってきたという。加藤さんは優勝したらヨーロッパに行けるというのが嬉しくて出場したのだ。結果は1回目は4位で、翌年優勝して歌手になっている。
何でも、思ったものを成し遂げてしまうすごい人がいるのだな。歌手になるなら学歴は関係なかったようにも思えるが。やはり東大というブランドは別格扱いなのかもしれない。
最終学歴というのは卒業しても一生つきまとってくるものだ。もちろんそれ自体はどれほどの価値があるかはわからないが。それはまるで体に彫られた刺青のようにさえも思える。
ときには、東大卒の女性というだけで、一般の会社では肩身が狭くなってしまうことはないだろうか。さらには、縁談などの妨げにはならないだろうか。相手を選ぶ、また選らばれる範囲が狭くなってはしまわないのだろうか。
またおバカなことを想像してしまった・・・