情報は一度発信すればオフィシャルなものとなる。

日経新聞、夕刊」2007.3.27付けより。
これはウェブサイトのことだった。よく知名人のホームページやブログには、“オフィシャルサイト”などとわざわざ表示されているものがある。しかし、別にそのようにうたわなくても、誰であろうとも発信した情報はその時点でオフィシャルなものとなっていたのだ。
公開されたものは、当然誰でも読んだり見たりすることができるから、その内容でその人の考えや情報なども伝わってくる。たとえ、それが勘違いや勝手な思い込みであろうとも場合によっては受け取るほうはそのまま信じてしまうかもしれない。
私などもあわててアップしたものはたいてい誤字脱字があったりする。また考えもまとまっていないことさえある。注意力が足りないことを痛感している。
数年前までは、自分の情報を発信しようとして、オリジナルなホームページを立ち上げようとするとかなり面倒な作業をしなければならなかった。しかし、最近は簡易型のホームページやブログは小学生でも比較的簡単に作ることができる。
お気楽、簡単だからといって、なんでもかんでも自由に発信してしまうというのも考えものだろう。公開を前提に情報を発信すればどこの誰が見ているかわからないし。まあ、今後とも楽しい交流をしていただければいいかな・・・と思っている次第。

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ある意味究極のエコ製品・・・
ウェブサイトの「百式」2007.3.26付けより。
数日前に目にした記事だったが、気になったのはフレーズというよりむしろその内容の強烈さだった。
何がいったい究極なのかといえば、ゾウの糞を使って環境に優しい製品を作ってたからだった。もちろん今までも動物の糞は使われていはいたが、それらはたいてい肥料としてのものが多かった。
今まで、砂漠地帯ではラクダの糞を乾燥させたものを燃料として使っていたシーンをテレビで何度か見たことはあった。それだけで資源の有効利用を感じたものだった。
しかし、ある会社ではゾウの糞から紙製品を作っていたのだ。しかもそれらは日常使用するノート、紙の箱やカード、レターセットだったりする。
乾燥させて草の繊維だけを取り出して再生紙を作っていたのだ。いずれにしても、それらがゾウの糞からできていたということは、けっこうインパクトがある話題になりそうだ。これも環境に優しい贈り物かな。
しかし、日本国内ではその再生紙による製品が売られているという話はまだ聞いていない。輸入したら売れるのだろうか・・・
ゾウの糞からできた文具を販売している会社。http://www.poopoopaper.com/