勝ち星というのはイコール打線との関係・・・

「ナンバー」2007.3.15号より。
この号は通算で763号になるが、かなりの売れ行きだったのではないだろうか。たまにしか買わない私でさえ発売初日に買っていたのだから。
表紙にはレッドソックスの赤いユニフォームと帽子をかぶった松坂の上半身が掲載されている。特集のタイトルは“松坂大輔メジャー上陸 覚醒する怪物”となっている。実にうまいコピーをつけるものだと感心してしまう。
怪物にふさわしく移籍金約5100万ドル、6年間の年棒総額が約5200万ドルと合計で1億ドル以上(100億円以上)が投下されている。メジャー最大の話題だ。だからすでに話題になっているジャイロボールという魔球を持っていることも、なお彼の話題を大きくしているようだ。
もうアメリカンドリームの真っ只中に立っている感じだが・・・。しかし、そんな松坂も勝ち星を重ねるにためは自軍打線の援護がなければならない。またときには、調子がイマイチでも打線さえ爆発すれば勝ち星は転がり込んでくるだろう。
見開きのページではアメリカの野球少年ファンが白いボールとサインペンを必死に差し出している。童顔の松坂はそれに一生懸命サインをしている。D.MATとでも書いているのだろうか。多くの日本人メジャーリーガーの活躍はアメリカを近づけてくれるようですね。