「やるべき」型手帳から・・・「やりたい」型手帳へと変わってきた。

「PRESIDENT」2007.1.15号より。
これは“河合薫のストレス予報”というコラムに出てきた一部分。この日は“日記の意外な効用”といテーマだった。しかしその内容に関しては別に大したことは書いてなかった。
むしろ手帳についての部分が気になった。最近手帳の売れ行きが好調のようだ。2005年には過去最高の一億冊が売れ、東京渋谷の某デパートの手帳売場面積は、2年前の1.5倍にまで拡大されたという。
ここには書いてなかったが、この要因の一つには、この数年で手帳活用に関するハウツウ本が何冊も出版されたという背景がありそうだ。人はすぐにブームに踊らされやすいし。
手帳といえば、今までは時間管理が目的だったことは確かだ。つまりそれが「やるべき」手帳ということだった。しかし、最近では、自分の目標や夢といったものを実現させるために「やりたい」型手帳へと変化している。
つまりそれは、日記のようなもので、自分の気持ちや行動を書き込むようだ。そういえば、どこかの雑誌である成功者の手帳が掲載されているのを見た覚えがある。
しかし、人がそれで成功したからといって、そのまま自分に当てはまると思うのは勘違いかもしれない。人は人、自分は自分にあう方法を見つけるべきだろう。
私個人は長年手帳は持ち歩いていない。まあ無精といえばそれまでだが。上着にはケータイが入っているし、いつ使うかわからない白紙のページを持ち歩くのが億劫だという理由もある。
そのかわり、常に白紙の情報カード(125ミリ×75ミリ)は数枚ポケットには入っているが。これで、いまのところ不自由はしていない。やや厚手なので人前でも乗り物の中でもサッとメモれるので重宝している。