結婚前の引き算、結婚後の足し算。

昨日、書いた日記のあとでいただいたコメントを読ませていただいているうちにふと思い浮かんだこと。
Mさんから紹介されたあるサイトを覗いていたら、結婚に対して短いがちょっとユニークな意見があったのでそれについて触れてみたい。そこには次のようなことが書かれていた。
「20歳のときに、将来の結婚相手に対する条件を10個ぐらいあげておくのだ。そして、自分が1つ歳をとるたびにどれかの条件を減らしていくというものだ。そして30歳になったら、どれか1つだけに絞って頑張る」というものだった。
このスタートの年齢が20歳というのはやや早すぎる気もするが、25歳でもいいかもしれない。その最後の1つとはなんだろう。健康で長持ちしそうか、趣味が合うことか・・・それともあくまで収入だろうか。
上の話しが結婚前の引き算だとすれば、Aさんのコメントは結婚後の足し算のことだった。それは次のようなものだった。「結婚のときに完璧(=理想に近い条件)だとすれば、その後は引き算一方になってしまう。だから、むしろその時点をゼロと考えて二人で積み上げていく(=足し算)のが理想だ」と述べている。
足し算とは無いものを二人の力を合わせて作り上げていくということだろう。充実した家庭を作り上げいくプロセスこそが大事なのだろう・・・な。
蛇足
私の知り合いには医師も歯科医師もいるが、ある東大卒の医師(50代前半)は年収もかなり多い(筈)。でもその生活ぶりを見ても少しも羨ましいとは思わない。子供はなし、住環境もいいとは思えない。奥さんはかなり自分勝手で世間知らずな感じもするし、健康的とも思えない。
こんな現実をみていると、漠然と1千万円以上の年収を相手の条件の第一にもってくることが全く無意味にさえ思えてる・・・な。