手間暇を惜しまないことや面倒な手間をむしろ積極的に楽しむことがゼ

「相鉄瓦版」平成18年12月号より。
これもまた、同じ秋元氏の記事からのフレーズ。プレゼントや手紙はかけた手間だけ相手に対しての印象や感動が違ってくるものだろう。また、自分にとっても手間暇を楽しむことができたらそれも考えようによってはゼイタクな時間を過ごしていることにもつながる。
仕事でも家庭でもとかく省力化で簡単に済ますことが優先されてきた。それだけいろいろなことがスピードアップを要求されているのだろう。しかし、たまには時間がかかることを楽しむのもいいかもしれない。
ファーストフードからスローフードへの提案もそんなところからきているのだろろうか。安全や安心を考慮するにはやはりちょっとした余裕も必要に思えてくる。
今ではインターネットで簡単にいろいろなことが検索できて便利だが、時にはアナログな辞典や本をめくってみると新しい発見があったりする。
そう考えると手紙はメールに比べて、いろいろな準備が必要だ。封筒、便箋、切手、筆記用具、そして考えて書く、さらにポストまで行って投函しなければならない。その上、郵便局員によって配達されねばならい・・・。
なんと手間暇がかかることだろう。忙しい時代だからこそゆっくり何かをできる時間はゼイタクだともいえそうだ。面倒だとばかり言っていたら、そんなゼイタクな時間を過ごせそうもない・・な。