賢い主婦や若者は、「ついでに〜する」名手である。

「おまけより割引してほしい」徳田賢二著より。
「ついでにすること」は価値に対して費用が発生していない。だから値ごろ感はかなり感じられる。たとえば、電車に乗ったついでに勉強する。友人と会ったついでに買い物を済ませる。乗り物に乗って居眠りをすることもそうだろうか。
旅行のついでに駅弁を買うこともそのなかに入る。しかし、デパートで催し物の駅弁フェアーで買うために出かけるのはそれが目的ならついでではなくなる。逆にその帰りに食料品や雑貨を買って帰れば、それが「ついで」ということになってしまう。
電車内で化粧をしたり、ケータイでゲームをしたりメールをする。新聞を読んだりや読書をする。ヘッドホンステレオで音楽を聴く・・・それらは全てついでということになる。
そこで、「ついで」に伴なうリスクも生じてくる。車内で時どき化粧をしている女性を見かけるが、それはすっぴんを暴露していることでもある。ほかの乗客はすっぴんから化けるプロセスを鑑賞しているかもしれない。(どうでもいいことだが)
電車に乗るついでに便利なのが駅やホームにある売店だ。ついでに済ませられるものばかりが並んでいる。前日に買い忘れたマスクがあって助かったこともある。また、駅構内になるフリーペパーも時間つぶしには役立っている。
スーパー、デパート、コンビニとどこに行っても、「ついで」に余計なものを買ってしまう。(私の場合、それは衝動買いかもしれないな)


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実際の「かね勘定」よりも、心の「かね感情」・・・

前日触れた自分の衝動買い、ということが頭にあったのでちょっと気になったフレーズだった。ここではお金を使ってもかまわない、という感情が働いたときに、衝動買いをしてしまう。
しかも、その多くは売りて側の仕掛けによるものだっりする。たとえば、健康というのは一つのキーワードではないだろうか。どんなものでも“体にいい”とテレビや雑誌で紹介されると衝動的にそれが欲しくなってしまう。それも一時のブームが去れば忘れてしまうが。
売り手が仕掛ける場合には、パターンがあった。そのいくつかを抜粋してみよう。
1、割引・・・実に魅力的なものだ。特売、バーゲン、タイムサービス。限定で通常よりも安く手に入るとなれば買ってしまうもの。
2、目玉商品・・・大型電気店、スーパーのチラシには必ず数点含まれている。とにかくそれを目当てに開店前から並ぶ人もいるほど。
3、比較・・・高い商品の横に、比較的安い商品を並べることで相対的に安く感じさせる。ふと、財布の紐がゆるむ瞬間かもしれない。
4、簡単に買える・・・買う時に簡単な動作で済むことは衝動買いにつながりやすい。出かけるのが億劫な時に、ネットで簡単に注文できればそれで済ますこともある。
5、食べ放題・・・実際には人が一回で食べられる限度は限られているのに、いくらでも食べられると錯覚してしまう。
6、お試し・・・試食、試飲したらその時はうまいと感じたり、試着したらすごく似合ってみえたり・・・。
そう考えると、財布の中身を確かめずに「かね感情」が先に立ってしまうこともしばしばだな。


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“カバンの中身”を買ってみた。

衝動買いは無理しないで、できる範囲内であれば、ひとつのレジャー的な要素もありそうだ。衝動買いでたまたま買って食べたものが、予想以上に美味しかったりすればそれはそれでハッッピーになれる。(時には失敗もあるだろうが)
さて、つい先日私自身がした衝動買いしてしまったものをご紹介してみたい。それはネットで見て購入したものだった。いくつかのページを眺めているうちにこれならいいかも、などど思ってパッと決めてしまった。
昨日触れた、「簡単」というのが衝動買いを誘う仕掛けだったかも。何しろ、ネットで注文でき銀行に振り込んだ翌日には商品“バッグの中身”が届けられたのだ。
さっそく使い始めたが、けっこう便利に使っている。もちろんこの日記は商品の宣伝のために書いているのではないが、私が衝動買いした“カバンの中身]”を覗いてみたい方は上のリンクした部分をクリックいただければおおよそどんなものかはご欄いただけるはず。
(ただし、私みたいに決して衝動買いなどしませんように)