今あるマニュアルにプラスαをして新しいマニュアルをつくる。

「NEXT WISE」2007.1月号より。
インタビュー記事の中で、ショーンK氏が述べていたフレーズ。この人はナレーターやラジオのパーソナリティーもしているが、本業はビジネスコンダルタントだった。彼は“会社のマニュアルに則って仕事をする人たちは社員ではありません。”とまで言い放つ。
これは、そのマニュアルの範囲内で仕事をしているうちはまだ十分ではないという意味だろう。たしかにマニュアルどおりの対応をされても、されるほうはべつに嬉しくとも感じない。当たり前だと思ってしまう。
そもそも仕事に余裕がないと、決められた(マニュアル)通りにやるだけでも精一杯だろう。しかし、そんな状態も時を経るに従い要領やコツがつかめるようになる。そこからが本当の勝負だと思える。
仮にサービス業なら、自分がつまらないと思ってやっている仕事なら、それを受ける人から見ればもっとつまらないと感じるはず。当然そこには感動もないし、印象には残らない。
もし、感動を与えや印象づけをしたいなら、今あるマニュアルにプラスαでちょっとした何かがなければならないだろう。それが、きっと自分だけの仕事のスタイルを作っていく・・・のではないかな。