おまけより割引してほしい。

「おまけより割引してほしい」徳田賢二著より。
つまり本のタイトル自体がちょっと気になったのだ。だれでもおまけと聞けばちょっと嬉しくなったりするだろう。子供のころはよくグリコのおまけが楽しみだったこともある。
しかし、大人になるにつれておまけより割引のほうが嬉しくなったりもする。しかし、おまけ、という言葉自体値段をまける、というところからきているから、割引とも似ている。
同じ財源があるとして、それをおまけに使うか値引きに使うかの問題にすぎない。値ごろ感が高いほうが嬉しいと感じるのだろう。たとえば、家電量販店ではその両方とも手に入るような気になってしまう。
それは、商品の多くは割引価格で売られており、買えばさらにポイントというおまけまでついてくる。(目には見えないが)それは、次回買うときには値引きに使えるというおまけだ。次回買わなければおまけにはなっていないが。
ほとんどどこのデパートでもポイントカード制度をやっている。ポイントを貯めてその分後から利用できる。それはおまけでもある。カシコイ消費者はマイレージポイントを貯めたりポイント制度をうまく利用して生活を楽しんでいることでしょう。
それにはマメにならないとダメかもしれない・・・と思った次第。(私にはあまりついていけないかも)


「アイデア」という言葉を絵のイメージにしてみたら・・・

個人的な経験でちょっと面白いと思ったこと。それは、時どきアイデアという言葉を使ったフレーズに出くわすことがあるが、その抽象的な言葉を絵にしたらどんなものになるだろう。
そこで、そもそもそんなものを表現するイラストはあるものかと思いながらも、さっそくマイクロソフトのオンライン上のクリップアートを検索してみた。すると、驚いたことに213個ものイラスト、動画があったのだ。
そのうちの9割以上のイラストで使われていたのが電球だった。つまり、アイデア=(イコール)ほぼ電球というイメージらしい。
電球がともることがアイデアがひらめくと考えたのだろうか。もう1つ考えられるのは、エジソンの発明品の代表だったからでもあろうか。ともかく、電球のイラストがふんだんに出てくる。
人、動物、植物、建物、乗り物・・・といった実際に目に見えるものなら、イラストも想像できる。しかし、抽象的な言葉の場合意外に想像もできない。試しにかなり漠然とした“コミュニケーション”という言葉でクリップアートを検索してみた。
すると検索結果は1200以上にも及ぶ。そこには、電話、手紙、ケータイ、パソコン、テレビ、ファックス、握手をする二人・・・と驚くほど広範囲のものだった。
つぎに、グーグルのイメージで「アイデア」という画像を検索してみるとそこには63700件の検索結果が出てくる。それは単に言葉に「アイデア」という言葉が含まれているものばかりでほとんど参考にはならないばかりか、バカらしくなってしまう。
人が思い描くイメージは時には似通ってるようでもあり、さまざまな場合もあるか。つまり検索する側がどれだけ言葉を絞り込むかにもよるのだろうな。


金運をつけたければ、人のためにお金を使うこと。

「自分のためにもっとお金を使おう」中谷彰宏著より。
以前買ってあった本をもう一度読み返してみたら、そのときは気づかなかった箇所が目に入った。ふだん金運という言葉自体思ってもみないことだった。またそれがいいとも悪いとも考えたこともなかった。宝くじなどはじめから当たらないと思っているので当たらなくてもべつに悪いとも思わないし。
筆者によれば、金運というのは、かなり人徳と関係しているらしい。もし金運をつけたいと思うなら、その前に人徳をあげなければならないという。その人徳をつけるためにお金という材料があったのだ。
結局ただお金を増やすことだけを考えて、使わないで貯めてばかりいたのでは、決して金運はついてこないわけだ。そういえば、仕事関係でも大した趣味もなく、貯金大好き人間がいる。そんな彼には親しく話しかけてくる人もほとんどいない。たとえ、お金の貯め方を知っていても使い方を知らなければ、面白くもなんともない人生にも思えるが。
今日のフレーズと似たようなものだが、このページのタイトルには「金運のない人ほど、仲間のためにお金を使わない」とあった。しかし、中には逆に付き合いがよすぎて常に金欠病だ、っていう人もいるかもしれないな〜(要するにメリハリ・・・かな)