ちょっとしたビジネスの可能性・・・?

ただの記録としての日記だけなら次のように書くだろう。
12月2日(土)。午前11時ごろ。地元農家のお年寄りが野菜を売りに来た。ブロッコリ1個10円と安いので5個買って50円を支払った。
しかし、これだけでは面白くもなんともない。もう少し詳しく書いてみよう。
午前11時ごろ、自宅の2階の自室でパソコンに向かっていると、ピンポ〜ンというインターフォンの音がした。ワイフは外出中だったので、私が出ると「野菜屋です」という元気のいい老婆の声がした。
一瞬私は「間に合ってます」と断ろうとすると、すぐに「ブロッコリ、1個10円です。見てください」と言う追い討ち。野菜の相場など分からないが、とっさにそれは安いと判断して私は「わかった」と返事をしていた。
玄関を出てみると、家の前の道路には軽トラックが止まっていて、箱に入った野菜が積まれていた。「ここにブロッコリちょっと小さいけど5個ある」というので、「じゃあそれを」と言うと「山芋、おいしいよ、どう?」と聞いてきた。しかし、今は間に合っていると言ってとりあえず、ブロッコリ5つだけもらい50円だけ支払った。
その間「どこから来たの?」と聞くと、地元の人で約1キロほど離れたところの農家だとわかった。つまり自家製の野菜を訪問販売していたのだ。お爺さんが運転をしてお婆さんが家を訪ねて販売を担当していた。自宅のインターフォンが押されて小銭を支払うまでわずか3分ほどだったろうか。
たまたま、そのとき私が欲しい野菜はなかったが、もしあればもっと買っていたかもしれない。軽トラックならかなりの量を運べそうだし、軒並み訪問すればちょっとしたビジネスになるかも、なんて思った次第。人件費も人を雇わず夫婦だけならけっこういけるかも・・・