説明するとは「知らないものを知っているものに置き換えて見せてあげ

ウェブサイト「百式」2006.9.16付けより。

今月中ごろに目にしたものがいまだに印象に残っている。人によっては大したものじゃないと思うかもしれない。それが上記のフレーズだった。
人に何かを説明する時、とくに大きさなどは何か既に一般的に知っているものと比較するとよく分かってもらえる。ピンポン玉くらい大きさとか、直径は十円玉と同じ程度とか、鉛筆くらいの長さ、大学ノートくらいのとか、よく聞くのが名刺大や文庫本のサイズといったもの。
ときどき新聞記事のなかの写真には昆虫や何か小さいものがあるとき、その横に大きさを比較するためタバコが一緒に写っていることがある。それではじめて、こんなに小さいのか、とか大きいのかというオドロキにもつながったりする。
とくに電話などで立て、横、高さのサイズを耳で聞いただけではピンと来ないもの。絵画のサイズもそれだけではわからないが、その横に人が立っているだけでもおおよその判断がつきやすい。
しばしば、ビールを飲んだ量を伝えるときに“東京ドーム何杯分の”というような表現があるが、それではサイズが大きすぎてまたピンとこない。また月と地球の距離を○往復も実感がわかない。
そうそう、私はかつて約350キロの距離をプールで泳いだことがある。(もちろんそれは10年間での合計距離だが、最近はすっかり陸にあがったカッパ)とはいっても数字だけだと、それがいったいどのくらいの長さなのかさっぱりわかない。
そこで、東海道新幹線の距離を持ち出すと比較的わかりやすい。つまり東京から名古屋あたりまでの距離かもしれない。そう思うと自分でもちょっとビックリ。でも、大したことはない。単純に月に4キロ泳しか泳がなくても、年間だと48キロになる。それを10年続ければ・・・(話しがそれたかな)
蛇足
この1週間で2回ほどプールで泳いだが、合計でも1.5キロも泳いでいない・・・。スタミナ不足を痛感!