スタバに学ぶ子連れ集客術。

日経MJ」2006.9.8付けより。
昨日たまたまスタバについてちょっと触れていたせいか、上記のフレーズが気になった。スターバックスジャパンは全国で636店を展開している。そのなかで、玉川のショッピングセンター(世田谷)にある店舗はちょっと独自の工夫があったのだ。
それは子育て中の母親たちの口コミで人気になった店だった。幼い子を連れた買い物は休憩所がネック。しかし、「子連れでもおしゃれにお茶したい」という母親にはウケている。
そこではあえて、一般的な「お子様」「キッズ」という言葉は使っていない。“トドラー”という名称だった。それは「よちよち歩きの子供」を意味していた。子供と一緒にコーヒーを楽しむ場(ラウンジ)となっている。床はコルク材を使用して見た目も柔らかく転んだ際の安全性も配慮している。ソファはクリーニングしやすい素材で子供が汚しても親が気兼ねせずに済む。またテーブルの高さも大人も子供も楽な高さに設定してある。
もちろん、子供連れだけでなく年配客からも支持も高いという。こんな使いやすさは母親のネットワークを通じて、つまり口コミで伝わっていく。実際、出店当初から女性誌や情報誌がこのトドラーラウンジを紹介したのだ。当然のように人気店になっている。
人気店はそれなりにしっかりとしたノウハウをもっているもの・・・だな。宣伝よりも母親の口コミが効果的!(別に店の宣伝じゃありませんので、念のため)