絵画、音楽、文学と、あらゆる芸術活動は筋肉を動かすことを必要とし

「本が好き!」2006年8月号より。
これは光文社のPR誌だが、かなり読みでがある。そのなかで西原克成氏(人工歯根、人工骨髄開発の第一人者)がいっていたこと。スポーツなら筋肉の話しが出ても当然とおもうが、芸術にも筋肉の話しがでたことは意外でもあった。
そういえば、芸術で使う微妙で繊細な動きはしなやかな筋肉の動きなしには表現が不可能なのだろう。舞台の上のバレエや演劇の美しい動きも、支えているのは強靭な筋肉なのだ。
発声にしてもよく通る声を腹のそこから出すには腹筋を鍛えねばならないだろうし。豊かな表情には顔や口の筋肉も必要になってくる。たとえ軽い筆を使う芸術だって微妙な筋肉の動きがなければ。
結局芸術活動にはその種類によっても筋肉がバランスよくついていることが必要だったのだ。とくに芸術とは縁がない生活をしている私たちも筋肉を鍛えることはしていない。
時どき腰が痛くなったりするのは、背筋力が落ちているからだ、とも言われる。それにしても、腹筋をはじめても一人では長くは続かないものだな。それに最近は足腰も弱ってる、う〜む・・・