横道にそれるのは、けっこう面白い。

前日の日記を振り返って思うこと。
昨夜は“芸術と筋肉の関係”について触れていた。ところが、冊子で読んだときのタイトルは「美しい脳の作り方」というもので、芸術や筋肉はメインのテーマではなかった。ところが、読んでいて私が気になったのは昨日書いたようなことだった。
つまり、本題とは直接関係なかったことかもしれない。そんなところにこそ、面白さを感じたりすることも多い。旅を例にとってみればわかりやすい。海外旅行をしたときなど、表通りよりもむしろガイドブックには載っていない路地を一本入ったところに意外な発見があったりする。それが旅の面白さを増してくれたりもするものだ。
脇道にそれると思いもかけない発見がある。たとえば、ノーベル賞や大発見をした研究者も本来の実験がうまく行かなかったり、その副産物のおかげで新発見や開発ができたということはよく聞く。これも横道にそれた効果だろう。
また、一般的には学校の授業でもそんなことはよく経験したもの。本来の勉強よりもむしろ脱線したときの先生の余談のほうがよく記憶に残っていたりする。仕事の場合でも雑談で盛り上がった時のほうが商談がスムースに進んだりして。
本人は真面目なつもりで話しているにもかかわらず、意外な箇所でウケたりすることも。で、オイそこは笑うところじゃない!なんて言ってももう遅かったり・・・ね。