中古市場で高く売れるという安心感から、新品も売れる。

成毛眞マーケティング辻説法」成毛眞日経MJ著より。
銀座や表参道などには次々とブランドビルが登場している。つまり、不況下でも海外の高級ファッションブランドは好調のようだ。ある意味日本はいいマーケットなのだろう。(あるいはいいカモなのかな。)
確かにそれなりにファッションセンス抜群のものが売られているようだ。ルイ・ヴィトンティファニーディオール、シャネル、エルメス、ロレックス・・・世界の一流品といわれるブランド品は質屋に持ち込んでも比較的高い価格で買い取ってくれる。
ニセモノが多いのも一流品である証拠かもしれない。もちろん本物かどうかはプロから見れば容易に判断されてしまうだろう。いずれにしても高い価格で引き取ってくれるという安心感があればこそ、また新品も売れることになる。これも超一流ブランド品の強さともいえそうだな。
直接は関係ないが、私などせいぜいたまってしまった手元の本を、たまにブックオフに持ち込む程度だ。しかも、発行年月日が1ヶ月しか経っていない単行本(1,300円程度)でも、半額以下(500円)にしかならない。しかも発行年から数ヶ月後のものは、ほとんどは数十円かそこらで、値段がつかないものも多い。
再び持ち帰るのが面倒なので、そのままタダで引き取ってもらっている。ちょっとがっかりした気分にもなる。まあ読み終わって捨ててしまったと思えばいいのかもしれないが。(売ることを前提に買っているわけでもないし・・・)