ものを売る時には、「教える」という思考で物事を見、考える必要があ

「失われた売り上げを探せ!」小阪裕司著より。
教える、のほかに伝える、広めるということでもあるという。極端な話し、教えたい、伝えたい、広めたいと思うようなことがなければ売りものではないということになる。
商品を売ることを、ただ単に作業だと考えたら面白くない。それだけではお客さんの気持ちを動かすことはできない。自分のやっていることに自信があれば、教えたい、伝えたい、広めたいと思うもの。
先月末に、17年間使った自宅のエアコンが故障したので買い換えることにした。その際地元の大型電気店2軒で説明を受けたときのこと。どちらの店の販売員もきっちりと説明してくれた。
しかし結局判断したのは、自信を持ってポイントを説明してくれた販売員の店だった。その際、自分でも“気がつかなかった点を教えてもらった”というのが決め手だった。しかも価格もお手ごろのものを推奨してくれていた。
筆者は真の商売人というのは伝道師だという。話しを聞いてみて、“そうだったんだ”という納得感がワクワクにつながってくるとき、お客(私も)はその人から買おうと決める・・・のかも。