普通、私たちは仕事をバリバリやって、情熱的に燃えている男が女にモ

「恋愛力」斉藤孝著より。
この後には次のように続いていた。「だが、必ずしもそうではない。」
世の中は不公平なもので、何もしなくてもモテる人がいるもの。たとえばそれは1%とすればその他大勢の99%の人は、かなり努力してもなかなかモテなかったりする。私などそんな努力などするのが面倒なので、問題外だろう。
ここでは、村上春樹の『1973年のピンボール』のワンシーンを例にしていた。(自分も20年以上前にこの本を読んでいたがほとんど忘れていた)
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「今の仕事は好き?」と彼女が訊ねた。
「どうかな?仕事に関してそんな風に考えたことは一度もないんだ。でも不満はないね。」
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このように答える男は実際にどれほどいるのだろうか。もし自分がこの質問をされたら、きっと平凡な答えしかできないだろう。そして相手はきっと退屈してしまうに違いない。
ここでは「そんな風に考えたこともないんだ。」と相手の質問を切り返してしまうことで、女性に揺さぶりをかけている。こんなコメントは女性の脳を刺激することでもあるという。う〜む、実に奥が深い・・・
ところで、お客さんにモテることは営業などの仕事でうまくやっていくためにはある程度必要なことだろう・・・な。