結果に結びつかないプロセスに価値はない。

「勝者の組織改革」二宮清純著より。
この部分を読んだとき、短いが実に厳しい言葉だな〜と感じたものだ。こう語っていたのはかつて五論でシンクロナイズドスイミングのコーチをしていた井村雅代さんだった。
で、この場合価値があるのはどういうときかといえば、そのプロセスが結果に結びついたときだけということになる。
二宮氏が「試合ではライバル国と戦う前に、選手とコーチが真剣勝負を戦っているわけですね」と言ったとき、井村さんの返事は次のようなものだった。
「勝負というより、喧嘩ですね。“べつにオリンピック選手はあんたでなくったってええで”というセリフだけでも何度も口にしてきた。」と述懐している。関西弁はキツイなという印象がする。
さらに上記のフレーズ“結果に結びつかないプロセスに価値なんかない。”とまで言ってのける。また端的に一生懸命かどうかはどうでもいい。「サボってもいいから上手になれ」と選手にはいっているようだ。
とにかく勝つためだけを考えていることが分かる。すさまじいまでの執念を感じた次第・・・。一般的にも長年にわたってトップセールスマンを続けられる人も同じかもしれないな〜