自分の楽しみだけでなく、他人を喜ばす何かがあること。

日経新聞夕刊」2006.6.29付けより。
“シニアが記者がつくるこころのページ”というコーナーでインタビューに答えて、みつはしちかこさん(漫画家)が言っていたこと。
たとえ仲間と楽しんでいても、それだけでは自分が楽しみを求めているだけでむなしいものだという。むしろボランティア活動など、自分の楽しみ以外に他人を喜ばす何かがあれば、それは生きる力にもなるらしい。
気の合う仲間との遊びは確かに楽しいものだ。しかも、さらにそこから一歩進んで他人のために役立つことを自分の喜びと出来るならもっといいんだろうな。そんなサービス精神を発揮するためにはある程度こころの余裕も必要そうだが・・・
みつはしさんは「人生には『縛り』と『解放』があってこそ楽しくなるはずでしょう。」とも言っている。自分が何か献身的なことをしたことで他人が喜んでくれるということは、たしかに自分のエネルギーにもなるような気もする・・・な。つまりそれが“生きる力”ということかも。