ことばは、その一つ一つが、語るに足るロマン(Romantic story)をも

「英語固有名詞エピソード辞典」松永泰典編より。
先週新宿の西口地下を通りかかった際に、古本市が開催されていたので、ちょっと立ち寄ってみた。その際買い求めた一冊だ。これは辞書とはなっているが、調べるというより好きなページから手当たり次第に読むだけでも面白い。
その「はじめに」の部分にあったのが上のフレーズだった。たしかに、この辞書というより本を読んでみると、英語の言葉にまつわるエピソードが書かれていて知らないことに気づかされ、ちょっとしたロマンを感じるような気もする。
単なることばの語源だけではなく、その言葉に(ちょっと大げさだが)秘められた物語のようなものを知ってみると思考を刺激してくれそうだ。実用的コミュニケーションとして単語とは別にそのことばが持つ意味を知ってみるのも面白い。
一例を挙げてみよう。hobby・・・RobinまたはRobertという人名が変形したもの。元来はhobbyhorseといい、棒の先に馬の頭をつけ子供が乗って遊ぶ棒馬の後半が落ちたもの。(中略)・・・子供が遊ぶもの→(大人が夢中になる)“趣味、道楽”となっている。
ブログをホビーにしている人、もう1000万人を超えただろうか(3月時点では860万人だったが)・・・