興味のない人にとってはガラクタでも、僕にとっては「我楽多」・・・

産経新聞」2006.6.18付けより。
文化面の“趣味の達人が行く”というコーナーでおもちゃコレクターの北原照久さんが言っていたことば。彼にとってこの「我楽多」とは“私(我)が楽しむことが多いもの”ということを意味しているらしい。もちろんこじ付けだろう。
どんなものでもコレクション人にとっては意味がある。それは楽しいということが第一にくる。そして、博物館などで展示して見た人に感動を与えることができれば、また別の「我楽他」もなりえるという。これもこじ付けだが、つまり自分も他の人も楽しいということだ。
知らず知らずのうちに意外なものがコレクションになっていることに気づいた。たとえば、このフレーズもそうかもしれない。結果的に一年も書き続けているとコレクションにも思えてくるから不思議だ。
あちこちから勝手に抜粋してきたものであっても、たまたまそれをご覧いただいた方が自分を振り返るきっかけになったり、楽しんでいただければそれも・・・我楽他かも?