経験とセンスに裏づけされた判断の結晶・・・

「審判は見た!」織田淳太郎著より。
とくに本塁での微妙なタイミングのクロスプレーで審判がナイスジャッジを下したときには、上記のコトバは実に簡潔なフレーズだと感じた次第。
審判は試合がスムーズに進行できて当たり前だと思われている。グラウンドではあくまで主役は選手達だ。しかし、ゲームは審判がいなければ始められないし、だれも楽しむことはできないのも事実だろう。
一瞬の反射神経と判断力によってゲームを進行させてゆくのが審判の仕事とされている。だから、誰もが公平でミスジャッジのない試合を楽しみたいと思っている。しかし、機械ではなく人間のやることにはしばしば間違いは起こりえる。
そんなとき、監督や選手から痛烈に抗議をされたり、暴言をはかれたり、暴力を受けることもあったりする。日本の野球の審判は米メジャーに比べてかなり権威がないようにも思えてくるが・・・(時には可哀そうにも思えたりする)
グラウンドではいつ何が起こるかわからない。そして、どの選手、コーチ、監督よりもルールについて熟知しているのは審判員だ。しかも細心の注意を払い続けているのも彼らだろう。
そうそう、降雨でゲームの中止を宣言しなければならないもの・・・審判だったかな。(これからの季節は大変そうだな)