人の評価、客観的な評価ではなく、自分にしかない自分が持っている価

「自分力の底力に気づけ」弘兼憲史著より。
つまり、その価値をとりあえず肯定し、そういう力を大切にしていこう、と筆者は提案している。
“自分にしかない自分が持っている価値”、なんていうと理屈っぽい人はそんな価値はないとか、価値のあるなしは他人が決めることではないか、というかもしれない。
まあ、それはともかくとして人はそれぞれある程度短所と同時に長所もあるはず。長く生きているほど、それはなんとなく自覚しているのではないだろうか。
筆者はまた、あるがままの自分でともかく生きてみる、そういう力を「自分力」だと表現している。いくら強がりをいったところで、弱いものはしかたない。そのままの姿で生きていけばいいのだ。
平凡であっても「存在感のある男」を目指すのもいいかもしれない。成功とか勝利といった目標とは無縁のまたは別次元の生き方もあってよさそうだ・・・な。そんな人は、単に結果だけで一喜一憂するよりその経過を楽しめるかもしれない・・・