一日の仕事を通じて生れたアイデアに提案こそ、最も価値のい高い情報

「PRESIDENT」2006.5.29号より。
サーバーエージェント社長の藤田晋氏の言っているフレーズ。もともとこれは、自己アピールの営業力というテーマで書かれている部分にあったもの。そのサブタイトルには“つい覗かずにはいられない高視聴率「ブログ」と心得よ”ともあった。
営業日報はそれを書く立場からは自己PRの場でもあるのは確かだろう。藤田氏は情報共有という面からも、そこから得たヒントで新規事業を立ち上げた経験もあるという。
さて、タイトルのフレーズだが、仕事をしていてヒントが思い浮かぶということがどれほどあるだろうか。
私の場合は仕事を通じて得られるヒントよりも、むしろ家でくつろいでいる時などに仕事で活かせるかもしれないヒントが思い浮かぶことがある。つまり結果的には日常のことをどうしたら仕事に結び付けられるかになってしまう。
ふとした瞬間にアイデアが浮かぶとウレシイもの。しかしそれが、自分自身の仕事への企画として活かせるかどうかはまだわからない。たとえば、実際に私が行ったのはオフの時間に作ったHPも仕事をする際のコミュニケーションに活かせそうだと思ったのだ。
約7年前よりそれをA4用紙一枚に印刷して、話す相手に手渡したりもしている。そのことで、話した雑談ほとんどその場で忘れ去られてしまう。ところが書かれたものは印象が違う。
さらに後で目を通してもらうことで、その場にいない人とのコミュニケーションもとれることになる。実はこれはインターネットをしていない人たちとの関係作りにも意外に役立っているのだ。
文字のほかにイラスト、写真を入れることでよりビジュアルになり印象にも残りやすい。最近ではブログの記事も抜粋して印刷しコミュニケーションの手段としても使っている。こんなアイデアも継続的なコミュニケーションにはけっこうイケル!・・・かも。