自分の経験からも、失敗が多い人のほうが成功するという考えの持ち主

「PRESIDENT」2006.5.29号より。
この部分のタイトルは『営業の鬼が直伝!「自分を売り込む」文章術』となっており、サブタイトルには“アサヒビールの池田会長が顧客と社員の心をつかんだ秘訣を公開”とあった。
要するにフレーズとして取り上げた部分は、昔から言われている「失敗は成功のもと」とほぼ同じようなことだろう。しかし、一般論ではなく、自らの経験をとおした実感を述べている。
同じ意味のことも、誰が言っているのか、また語り方でも伝わり方のニュアンスが異なってくるようだ。さらに、「失敗というのは、チャレンジしたからこそ起こるものだからです。たくさん挑戦するほど怪我もするものです。それでもそれを明日の糧にすれば、大きな成功につながるはず・・・」と述べている。
ここでは、書くことの大切さは人に伝えるためと同時に考えを整理するためにも、非常に有効だともいう。つまり書くことで客観視できることがポイントのようだ。そのなかで「直筆力はこれから重要視されるスキル」と指摘している。
やはり、現代はデジタルなコミュニケーションの方法が発達している時代だからこそ、アナログのコミュニケーションが貴重だと思えてくる・・・な。