正しい風邪のひき方。

「日々の暮らし方」別役実著より。
本当に久しぶりに朝から寝込んでしまうような風邪を引いてしまった。咳、喉、熱、痰がひどかった。
というわけで、昨日、今日とせっかくコメントをいただいた方のところにも、お伺いできず申しわけございません。この場を借りてお詫び申し上げます。自分の日記を書くだけで精一杯の状態です。(回復後は必ず訪問させていただきます。)
寝込んでいると、そういえば以前読んだ本の中に「正しい○○」というのがあったのを思い出した。それが、上記のフレーズ。もちろんこれはパロディだ。このトピックの出だしは次のようになっている。
〜〜周囲の誰もがそれらしい気配を見せていないにもかかわらず、ひとりだけすべての人に先がけて風邪を引いてしまうくらい、愚かなことはない。〜〜
だからと言って後で引けばいいのかというとそうでもない。本文には次のようになっている。〜〜みんながひいてしまった後でひとりで風邪をひいた場合、むしろ軽蔑される。「お前、少し鈍いんじゃないのか」と言われるのだ。〜〜
で、今の自分はいったいそのどちらなんだろう、って思ってしまった。実は風邪をひくにはタイミングが問題なのだ。たとえば、日常やや親密に付き合っている人が30人くらいなら、その五人目くらいに感染してみせるのが一番いいらしい。
原則としては、風邪はみんな一緒にひかなければならない、とまで言う。(もちろん冗談だが)とにかく、幸いにも熱が下がっているいまならこんな日記を書こうという気にもなれる。(日記は体温のバロメーター?)
体温がわずかに1〜1.5度上がるだけで、何もする気がなくなってしまう。弱いもの。ネット弁慶の私もベッドの上で芋虫のようにごろごろと転がっている一日だったな。