「本日のボケ○件、ツッコミ○件」

これはウェブ上で約2年ほど前から親しくさせていただいているMさん(40代女性)のホームページにあった言葉だった。もう数ヶ月も前のことなのに、ふと思いだしてクスリとしてしまった。
彼女はご主人の転勤で大阪に住み始めたとき、さっそくどこかでこのフレーズを探してきたようだった。まさに大阪人のノリを早くも取り入れていたのだ。
べつに漫才師でなくても、本を読んだり人の話を聞いているときなどに思わずツッコミを入れたくなることがある。「えっ、それホント?」「マジ?」「オイオイそれはちょっと違うんじゃないか?」なんていうのがそれだ。
私など本を読んでいるときでもけっこう、ツッコミを入れながら読んでいることが多い。心の中で“そんなワケないだろう!”なんて思うこともしばしばだ。そんな時は本の筆者と対話しているようなものだ。
ホームページやブログの文章の中でも同じようなことがある。たとえば、書き込みやコメントで、本人はかなり真剣に内容について述べているにもかかわらず、ちょっとピントがずれていることがある。それを本人が意識して書いているならお笑いになるだろう。
しかし、そんな意識がなくほとんど見当違なことについて書いている場合もあったりする。私もけっこうそれをやってるかもしれない。今月いったい何十件のボケをかましただろう・・・まあ、ほんとうにボケていたらボケた文さえ書くこともできないだろう・・・な。