“へん”で有名なITベンチャー。

R25」2006.3.23(NO86)より。
ちょど3日ほど前の日記でこの“へん”な会社の社長が言っていることについて触れていた。それは「株式会社はてな」のことだ。何度考えてもへんな会社名だ。社員は17名で、37万人のユーザーを抱えるウェブサービスの開発、運営会社である。
へんなのはそればかりではない。この会社は出社したら、好きな場所に座る。会議は立ったままする。会議をネット上で公開している。・・・というように変わっている。
また、社長の近藤淳也氏が出版した書名は『「へんな会社」のつくり方』となっている。へんであることがウリになっているようだ。しかも、これも生半可なへんではないのだろう。ふつうIT企業というとかなりカッコよさが先立って目立つが、この会社はむしろ実直さが売りになっている。
振り返ってみれば、むしろ同じIT企業のライブドアのほうが、実際は“へんな会社”だったのだ。一般大衆を欺いて粉飾決算をしていたことはやはり“へん”なことを行なっていた証拠だろう。
だから、何がへんで何がただしいかは一見しただけではわかりにくいということ・・・かな。今日のこの日記もへんかも。それは私の頭がへんということで・・・