WBCでの2秒間の違和感。

昨日は4時間ほどテレビでWBC勝戦、日本対キューバの一戦を観戦でき幸いだった。歴史的瞬間をテレビを通じ、興奮しながら堪能できたことは言葉にできないほどだ。
テレビ観戦していたものの、途中解説がやや退屈になったので画像を見ながらラジオの実況生中継放送を聴くことにしたのだ。テレビと違って球場の熱気がより伝わってきた。迫力さえ感じられたのだ。
そしたら、おやっ!と思ったことがあった。それは、テレビ画面ではピッチャーが投球動作に入ったときだった。なんと!ラジオではすでに打球の音がして内野ゴロになりショートが捕球して一塁に投げアウトになったことを報じていたのだ。テレビの中の映像がまるでビデオの再生を観ているような錯覚をしてしまった。
実際に手元の時計で確認したわけではないが、約2秒間程度ラジオの実況放送のほうがテレビの画面より早かったのだ。わずか2秒間に過ぎないが結果がわかった画像を見ても実に面白くないもの。
テレビとラジオの両方で楽しもうとした自分がいけなかった。その後はラジオのスイッチを切ってテレビの画面だけで楽しむことにした。いままで、国内のプロ野球のゲームではテレビを見ながらラジオを聴くことはたまにあったが、同時進行だったので違和感はまったくなかったのに・・・
ラジオを先に聴いていてついでにテレビを観るということはないだろう。しかし、テレビで観戦しているついでにラジオのスイッチを入れることはありえることだ。今回は海外からの放送のため、わずか2秒間のライムラグだったが、ちょっとどころかかなり違和感を感じた次第。
WBCで世界一になった瞬間は、ふとトリノ五輪での荒川選手の金メダルを思い出させる)