仕事の個性は「ひねり」と「ウケ」から生まれる。

「人生のツボ」テリー伊藤中谷彰宏著より。
二人の対談のなかで、大阪人の中谷氏は「どうっやって笑いをとろう」とか「どうやってボケようか」ということばかり考えて育ったようだと言っている。それはある意味「つかみ」でもあるだろう。
「人と同じじゃあ〜な」って考えることがスタートのような気もする。時どき個性派俳優という言葉も耳にする。俳優ばかりではない。歌手にしても、芸術家にしても、作家にしても個性こそが命といえるかもしれない。
で、それ以外の一般の人たちが仕事をするうえでは、個性なんて必要ないかといえば、そうでもない。その人の個性があるからこそ、仕事もスムースに運ぶこともあるだろう。例えばスキルを身につけ個性を活かした営業マンはたいていいい仕事をしている。
当たり前のことを当たり前にやっているだけでは、大した個性を発揮しているとはいえない。やはり、仕事で積極的に個性を出すには、時には中谷氏の言うように「ひねり」や「ウケ」を意識することが必要そうだ。
もちろん、それがうまくいくためには仕事の基本ができていることが条件でもあるだろう。それで、初めて「おお、あいつこんなこともできるんだ!」と思われたりするんだろうな。その前に自分が仕事を楽しめるかどうか、それが問題かも・・・