今から「ビジネス偏差値」を高める法。

「自分を活かす極意」斉藤孝著より。
偏差値というと中高生の勉強を思い浮かべてしまう。偏差値は低いより高いほうがいいに決まっている。そして、仕事ができる人は、ビジネス偏差値が高いともいえそうだ。そして、「できる人」とはいろいろなことをしても上達が早い人のことでもある。
その「できる人」になるためには筆者は主に3つの力を提案していた。それらは、1.「まねる、盗む力」2.「段取り力」3.「コメント力」であった。無理を承知で要約すれば、下記のようになるだろう。
1については、英会話を思い浮かべるとわかりやすい。とにかく上達するためには発音、イントネーションなどはしっかりまねるしかない。また、盗むとは職人の技術などを考えればいいかもしれない。かつては人のやっているところを良く見てその技を盗むことが重要だった。そのためにはポイントを見極めねばならない。
2については、逆のことを考えるとよさそうだ。たとえば、「段取りが悪い奴だ」はイコール「仕事のできない奴」と思われてもしかたがないだろう。段取りさえしっかりしておけば、人にも迷惑をかけずに仕事もスムースに運びやすいもの。
3のコメント力には要約力と質問力が含まれている。これがうまくいくためには、書かれていることや人の話をしっかり理解せねばならないだろう。自分の場合はできそうでできていない。アメリカではコメントも人格の一部と認められているという。
以上は、誰にでもトレーニング次第でできるものらしい。まあ、こんなことも知らないより知っていたほうが、ちょっとお得なような気もした・・・な。