「美人」より「美しい人」のほうに価値がある。

「運命を味方にするセルフ・プロデュース術」中山庸子著より。
簡単に言ってしまえば、美人は外見上の容姿とことだろう。だから、真似しようとしてもできるものではないし、見本にもならない。ところが、美しい人とは外見よりもむしろその振る舞いやライフスタイルであることが多そうだ。見ていてふと美しいしぐさ(動作)というのもある。言葉や笑顔などの表情が美しい人なら周囲にたくさんいるかもしれない。
女性に限らない。美男子、イケメンなどは特別な職業では生かされても、ビジネスではそれほど重要視されないものだ。むしろ、物事にこだわらなかったり、紳士であること仕事ができることのほうが尊敬されよう。もちろん多くの人から好かれる性格的であればいいのだが。
筆者は「単なる“美人”はあまり参考にならないが、“美しい人”はあなたが“美しい人”になるためのお手本になる」とも述べている。美しい生き方なら、ちょっとした心構えさえあればできそうだ。
内面の充実に努めていればいつか美しく見えるかも。もしかしたら関係ないかもしれないが、野球でもファインプレーというのがある。それもアウトになってはじめて評価される。アウトという実質が伴わなければ一見美しいプレーも意味が無い。
ここまで書いてきたことは、たんに「人は外見より中身が大事だ」ということもこんなふうに書くこともできるという例かもしれない。身近に美しい人の見本はいるかな・・・(10人から一箇所づつ真似られたらかなりピカピカになるかも。)