コミュニケーションを上手にやるコツは質問にある。

「斉藤スタイル自分を活かす極意」斉藤孝著より。
筆者の造語の一つに「質問力」というのがある。同じ話しを聞いても思いつく質問は異なってくる。質問にも質を問われていると思えば、うかつな質問などできなくなりそうだ。つまらない質問でもしようものなら、その程度のこともわからないのか!と思われてしまうかもしれない。
いい質問の基準はなにかといえば、質問の受け手がクリエイティブな話しをしたくなるかどうかだという。いい質問の特徴は「具体的かつ本質的」であることのようだ。逆にいえば、抽象的で重箱の隅をつつくような細かい質問は最悪なものということだろう。
仕事でも的確な質問をすることによって、仕事に情熱とセンスがあるかまで判断されてしまうだろう。質問ができないということは、理解できていないか、やる気がないか、問題意識を持っていないかと思われてもしかたがなさそうだ。
よく、コミュニケーションが上手な人は聞き上手だといわれるが、そればかりではないような気もしてきた。そういえば、いつか国会の質疑でいいかげんな資料情報を元に質問して自滅なんてこともあったっけな。
さ〜て、明日からは人の話にしっかり耳を傾けて、いい質問ができる練習をしてみるかな。
いずれにしても質問力が磨けるとなんだか楽しそうな気もするが・・・(ただし、私のこの日記については質問はしないで欲しい。答え方がヘタなのがバレるから・・・)